双子座の星模様
縁の下の力持ち
双子座にとって、山羊座エリアは“共有財産”という意味がある場所です。今週はこのエリアに太陽(創造性)・水星(知性・コミュニケーション)・火星(意欲・闘争心)・冥王星(運命・極端さ)が運行します。「みんなのために働く」ことを意識することによって、自分一人では得難いものを手に入れることができるでしょう。
双子座はギリシャ神話のヘルメス神のように軽やかさを愛する星座であり、あまり深い付き合いをしない性質があります。
しかし11日の山羊座新月では、しっかりと集団と結び付き、その中での役割を納得し、受け入れることで、大きな力を授かることができます。
アファメーションは、「共同体に貢献することで自分も喜ぶ」ことをテーマにすると良いでしょう。
集団の中にあっても個性も自由もなくならないとイメージできれば、宝物(ギフト)を得られるはずです。
また、新月には逆行中の天王星(改革・刷新)が調和的に繋がります。海の底へ一緒に潜っていくような深い対話を通して、新しい自分に遭遇できそうです。
さらに、火星と土星(社会性)と木星(成長・拡大)の3天体が仲良くコンタクトします。責任ある仕事を請け負うことでスキルが鍛えられるでしょう。見えないところでこそ誠実でいたいときです。
金星(愛と喜び)は、「人間関係・社交の部屋」であり、結婚やパートナーシップを意味する場所を運行しています。オアシスのような人に巡りあえそうです。
今週の全体の空模様
運命を創り出す
「そこに祈りがある。願いとさだめとを内面的につなぐものは祈りだよ。祈りは運命を呼びさますのだ。運命を創り出すと言ってもいい。」
──倉田百三『出家とその弟子』
1月4日に火星(勇気・闘争心)は山羊座エリアに入りました。火星にとって、山羊座エリアは戦うパワーを遺憾なく発揮できる場所です。今週は14日に水星(知性・コミュニケーション)も山羊座エリアに移動し、太陽(公的な意識)、水星、火星、冥王星(時代・運命)の4天体が山羊座に運行することとなります。世の中の関心は、社会構造の是正や公共の利益などに向かっていくでしょう。
11日は、山羊座エリアで新月となります。新月は物事をスタートさせるタイミングとして吉とされています。
そして、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。
各星座ごとにテーマが変わりますが、「社会全体への貢献のために自分のできることをする」ということは共通します。宣誓を5~10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の山羊座満月のときにその宣誓が現実になっているというおまじないです。
この新月から満月までの半年間で、全体(社会構造)が病んでいれば、いくら自分が努力をしても報われることがないのだと気がつきそうです。「私たちがどんな政治を求めるのか」というテーマが膨らんでいきます。市民(国民)が「手探りでもいい、試しにこの方向にみんなで行ってみようか」と団結して、「社会という船」の舵取りをしていけるときです。未来への道を照らすような目標を掲げることが大切になります。
力を合わせて積極的に“治癒”や“回復”を求める新月(種蒔き)です。
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