蠍座の星模様
賑やかな楽団
先週に引き続き、蠍座（自分）を含む、火星獅子座・木星牡牛座・冥王星水瓶座は緊張関係（占星術の用語で「グランドクロス」という配置）にあります。ショックな出来事によって、変化が促されるとき。
また今週は、金星蟹座と海王星魚座の繋がりに蠍座（自分）を加えると、「グランドトライン」という形ができ、心地よい和音が響き渡ります。
グランドクロス（四角形）と、グランドトライン（三角形）の両方が現れ、今週の蠍座の運勢はとても賑やかです。アクション映画とロマンチック恋愛映画が同時に上映されているようなイメージです。
様々な出来事が起きるかもしれません。しかしあまり深刻にならずに、起きたことをまずはそのままに受け止めていく胆力を持ちましょう。
射手座の満月のタイミングでは、この半年間で、資産管理をどれだけ工夫できたかを振り返ると良いでしょう。それが順調であれば、さらに細かく管理を徹底すると良いでしょう。持ち物の断捨離も吉。
太陽は、蠍座にとって「共有財産・親密な関係の部屋」「絆を深めるギフト」を意味する場所を運行しています。そのため、貰い物運が上がったり、パートナーとじっくりと向かい合うことができそうです。
今週の全体の空模様
何のために生きているのか
「話と言葉とが、人を閉鎖性の空虚な抽象から救い出すところの救済者なのである。」
──キルケゴール『不安の概念』
今週は蟹座エリアの金星（愛と喜び）と、魚座エリアの海王星（夢と融解力）が調和的に繋がります。その影響で、しっとりと情緒的、かつ柔らかく夢見心地のエネルギーが世の中を包み込んでいきます。
心を癒やすオアシスがなければ、誰しもが乾いて、生きる喜びを見出せなくなってしまいます。人間の善良さも、心の潤いで守られているのです。
イメージするのは、初夏の浜辺で波のレースが素足を優しく洗っていくような心地よさです。深呼吸して生きることの喜びを感じることが大切です。
一方で、獅子座エリアの火星（意欲・闘争心）、牡牛座エリアの木星（成長・拡大）と、水瓶座エリアの冥王星（破壊と再生）が激しくコンタクトをとり、緊張感が高まっていきます。真剣に取り組まなければならない問題が明確になり、戦う準備が進みそうです。
社会の過去の過ちが忘れ去られないように、義憤の炎を再燃させましょう。ただし、張り詰めた状況の中にあっても冷静さを見失わないこと。
太陽が双子座エリアを運行すると、頭の中に爽やかな風が吹き、思考がすっきりとしていきます。
この太陽に魚座エリアの土星（責任・制御）が厳しく繋がってくるので、情報過多の中でも現実的な視点を持つことが求められます。入ってきた情報にすぐに感化されないよう慎重に。頭の回転がスムーズになるときだからこそ、性急な判断は避けて、長考を心がけましょう。
また、4日には射手座エリアで満月（収穫）が起きます。この満月の起点（種まき）は昨年11月の射手座新月です。
新月では、世の中にある「大きな意志」が変わっていくのが遠くから感じられました。まるで海の潮目が変わるように、秘めた決意が個々の心の内側で燃え、それが寄り集まって大きな意志となっていたのです。
満月では、遠くに聞こえていた変化の音が近づいてきます。「大きな意志」に共感を覚え、遠大な理想への希望が膨らんでいきそうです。その希望自体が前に進む力になります。
また、昨年11月の射手座新月にアファメーションをしたことが叶っているのか振り返り、もし叶っていれば天に感謝するタイミングです。
ソロの道を歩み始めたミュージシャン・荒谷翔大が着る〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉
