牡羊座の星模様
理想がなかったら空なんて飛べない
金星蟹座と海王星魚座のきらめくようなハーモニーの影響で、「自宅でのリラックス&ケア」が吉となります。寝室を整えて睡眠環境を充実させましょう。
無意識の領域にアプローチすることがポイントなので、ヨガや瞑想もおすすめです。水分摂取も意識してたっぷりと。
火星獅子座・木星牡牛座・冥王星水瓶座の緊張状態は、「弾ける力」としてプラスに使えそうです。未来を切り開くための鍵が、古い戸棚を探索すると見つかるかもしれません。本や趣味の道具などに可能性があるようなイメージです。
自分が理想とする未来をつくるために、今できることをリストアップしてみましょう。
射手座満月のタイミングでは、これまでの半年間できちんと自己研鑽できていたか、何を学べたかどうかとチェックしてみましょう。
この満月は「もっと遠くへ、もっと高く、ここではないどこかを目指そう」と意欲を煽ってきます。もっと自分は強くなれる、と自信を持って目標の再設定をすると良いでしょう。高い理想を持つことで引き上げられていきます。
新月から今週の満月までの間は、周りに頼ることを良しとせず、一人で努力を重ねてきたのではないでしょうか。この満月では、同じような立場・マインドの人の存在に気づいて連帯感を抱き、不思議と気分が高揚してくるかもしれません。
太陽双子座は、日常の対話の中に大切な「未来への切符」を潜ませてきます。何気ないやり取りの中で気がついたことは手帳にメモしておきましょう。
今週の全体の空模様
何のために生きているのか
「話と言葉とが、人を閉鎖性の空虚な抽象から救い出すところの救済者なのである。」
──キルケゴール『不安の概念』
今週は蟹座エリアの金星(愛と喜び)と、魚座エリアの海王星(夢と融解力)が調和的に繋がります。その影響で、しっとりと情緒的、かつ柔らかく夢見心地のエネルギーが世の中を包み込んでいきます。
心を癒やすオアシスがなければ、誰しもが乾いて、生きる喜びを見出せなくなってしまいます。人間の善良さも、心の潤いで守られているのです。
イメージするのは、初夏の浜辺で波のレースが素足を優しく洗っていくような心地よさです。深呼吸して生きることの喜びを感じることが大切です。
一方で、獅子座エリアの火星(意欲・闘争心)、牡牛座エリアの木星(成長・拡大)と、水瓶座エリアの冥王星(破壊と再生)が激しくコンタクトをとり、緊張感が高まっていきます。真剣に取り組まなければならない問題が明確になり、戦う準備が進みそうです。
社会の過去の過ちが忘れ去られないように、義憤の炎を再燃させましょう。ただし、張り詰めた状況の中にあっても冷静さを見失わないこと。
太陽が双子座エリアを運行すると、頭の中に爽やかな風が吹き、思考がすっきりとしていきます。
この太陽に魚座エリアの土星(責任・制御)が厳しく繋がってくるので、情報過多の中でも現実的な視点を持つことが求められます。入ってきた情報にすぐに感化されないよう慎重に。頭の回転がスムーズになるときだからこそ、性急な判断は避けて、長考を心がけましょう。
また、4日には射手座エリアで満月(収穫)が起きます。この満月の起点(種まき)は昨年11月の射手座新月です。
新月では、世の中にある「大きな意志」が変わっていくのが遠くから感じられました。まるで海の潮目が変わるように、秘めた決意が個々の心の内側で燃え、それが寄り集まって大きな意志となっていたのです。
満月では、遠くに聞こえていた変化の音が近づいてきます。「大きな意志」に共感を覚え、遠大な理想への希望が膨らんでいきそうです。その希望自体が前に進む力になります。
また、昨年11月の射手座新月にアファメーションをしたことが叶っているのか振り返り、もし叶っていれば天に感謝するタイミングです。
未来を創る窓