獅子座の星模様
魂を刻む仕事
獅子座は仕事において、ただ楽しめる、お金が稼げるということ以上に、やりがい(意義)や誇りを大切にしています。
太陽と土星が調和的にコンタクトをすると、やりがいを感じる仕事と縁ができるかもしれません。もしくは、長い時間をかけてじっくりと取り組むプロジェクトに参加することになるかも。
火星(意欲・勇気)と水星(知性・言葉)・天王星(改革・刷新)の調和的な繋がりは、仕事への意識をさらに高め、根底から自己変革していこうとするパワーを引き出してくれます。
与えられた職分に恥じないよう、自分を律していきたくなりそうです。
今週、月は双子座エリアから乙女座エリアを運行します。
24日は双子座を運行する月と木星(成長・拡大)とが調和角度を取ります。知的探求心が刺激され、調べものが捗る日。
28日は月が獅子座エリアを運行し、太陽とぶつかる角度を取り、仕事で感情が昂ることがあるかもしれません。ムッとしたらそれもやる気に変換しましょう。
今週の全体の空模様
スローステップで踊ろう
「牛がインドの神ののりものであるのは、まさしくこの「おそさ」のゆえではないのかと思う。インドでは「速いもの」はあまり尊敬されない。五十六億七千万年とか三百十一兆四百億年などというようなとほうもないスケールですぐにものごとを考えてしまうひとたちにとって、〈広い宇宙をそんなに急いでどこへゆく〉というわけだ。」
──真木悠介『うつくしい道をしずかに歩く 真木悠介 小品集』
今週は牡牛座エリアを運行する太陽に、土星が調和的なコンタクトを取ります。各星座はそれぞれの「時間感覚」を持ちますが、中でもスローペースなのがこの牡牛座です。
牡牛座には「着実にものごとを進める」というエッセンスがあります。そのイメージの原型は、古代バビロニアの、春の開墾で犂をひく牡牛の姿に遡ることができます。
焦って先に進めるよりも、しっかりと土を掘り起こし、豊な土壌をつくることの大切さが見えてきます。
一方、土星は魚座エリアから太陽に繋がります。
魚座的な時間とは「魂の世界」を流れているもので、人間が地上で作った「時間」というルールを超越し、時空の境目を溶かしていくイメージです。時を数字で区切ることをせず、無限の未来まで続く魂の世界です。
土星は「時間」「規則」を司る天体なので、土星魚座運行期は、魚座特有のこの感覚をいかに地上に落とし込んでいくかがテーマになります。
今週はこれらの星の配置によって、「急がば回れ」、速さよりも着実さを優先したいモードに。そして狭い時間に囚われている感覚から解放されて、じっくりと長考する意義に気づけそうです。
また、火星(意欲・勇気)と水星(知性・言葉)・天王星(改革・刷新)の調和的な繋がりによって、自分の意見をはっきりと言える力が湧いてくるかも。過去のデータや経験をもとにした、説得力あるプレゼンができるでしょう。
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