山羊座の星模様
リフレクション
太陽と土星が調和的にコンタクトすると、「長く続けたい習い事」が見つかるかもしれません。今までに挫折したものに再挑戦するのも良いでしょう。
また、気持ちの通じ合う友人をつくるのにも良いタイミングになります。山羊座は社会性があり、人付き合いはそつなくこなせます。一方繊細で警戒心が強いので、「友人」と呼べる人は簡単には作らない(作れない)かもしれません。
この星の配置では、安心感を持って長く付き合っていけるような関係の種が手に入りそうです。
焦らずに、穏やかに自己開示していけると良いでしょう。
火星(意欲・勇気)と水星(知性・言葉)・天王星(改革・刷新)の調和的な繋がりのもとでは、「相手を知ることで自分自身への理解がすすむ」ということが起きそうです。
相手の気持ち、声を聞いているうちに、自分の意見や気持ちが明確になりそうです。互いに良い鏡となり学び合える好機です。
今週の月は双子座エリアから乙女座エリアを運行します。
26日、月は蟹座を運行し火星と重なります。パートナーが面倒な言動をしてくる日。
27日も月は蟹座を運行し、海王星(夢と幻)と調和角度を取り、世間話をすることでリラックスできそうな日になりそう。
30日に月は乙女座を運行し、読書がはかどりそうな日です。
今週の全体の空模様
スローステップで踊ろう
「牛がインドの神ののりものであるのは、まさしくこの「おそさ」のゆえではないのかと思う。インドでは「速いもの」はあまり尊敬されない。五十六億七千万年とか三百十一兆四百億年などというようなとほうもないスケールですぐにものごとを考えてしまうひとたちにとって、〈広い宇宙をそんなに急いでどこへゆく〉というわけだ。」
──真木悠介『うつくしい道をしずかに歩く 真木悠介 小品集』
今週は牡牛座エリアを運行する太陽に、土星が調和的なコンタクトを取ります。各星座はそれぞれの「時間感覚」を持ちますが、中でもスローペースなのがこの牡牛座です。
牡牛座には「着実にものごとを進める」というエッセンスがあります。そのイメージの原型は、古代バビロニアの、春の開墾で犂をひく牡牛の姿に遡ることができます。
焦って先に進めるよりも、しっかりと土を掘り起こし、豊な土壌をつくることの大切さが見えてきます。
一方、土星は魚座エリアから太陽に繋がります。
魚座的な時間とは「魂の世界」を流れているもので、人間が地上で作った「時間」というルールを超越し、時空の境目を溶かしていくイメージです。時を数字で区切ることをせず、無限の未来まで続く魂の世界です。
土星は「時間」「規則」を司る天体なので、土星魚座運行期は、魚座特有のこの感覚をいかに地上に落とし込んでいくかがテーマになります。
今週はこれらの星の配置によって、「急がば回れ」、速さよりも着実さを優先したいモードに。そして狭い時間に囚われている感覚から解放されて、じっくりと長考する意義に気づけそうです。
また、火星(意欲・勇気)と水星(知性・言葉)・天王星(改革・刷新)の調和的な繋がりによって、自分の意見をはっきりと言える力が湧いてくるかも。過去のデータや経験をもとにした、説得力あるプレゼンができるでしょう。
窓が生活を忘れさせないでいてくれる。編集者・haru.が語る窓