水瓶座の星模様
大地に触れる
今週は「家の仕事がはかどる」ような星の配置です。太陽と土星が調和的にコンタクトすると、安定した家計のために家計簿を見直して長期的な計画を立てたくなりそう。家族の一員として自分ができることの見直しも進みます。
また、家の中の物や、庭や畑の手入れなどに時間を使うと良いでしょう(牡牛座エリアに太陽が運行している期間は、特に園芸に良い時期です)。
地に足のついた生活を心掛けることが大事なタイミングです。
火星(意欲・勇気)と水星(知性・言葉)・天王星(改革・刷新)の調和的な繋がりは、家の中の雑用が片付きやすいことを意味すると同時に、家族(もしくはチーム)のケアが必要になることを示しています。
心理的な面、物理的な面両方で、家族やチームメンバーに必要なものがないか、気をつけてみましょう。いつもと様子が違っていないか、体調の面でも注意してあげましょう。
今週の月は双子座エリアから乙女座エリアを運行します。
24日、月は双子座を運行し、木星(成長・拡大)と調和角度を取ります。友人と楽しく遊ぶ時間が取れそう。
29日に月は獅子座エリアを運行。木星(成長・拡大)と金星(愛と喜び)と楽しげに繋がり、パートナーと嬉しい時間が持てそう。
今週の全体の空模様
スローステップで踊ろう
「牛がインドの神ののりものであるのは、まさしくこの「おそさ」のゆえではないのかと思う。インドでは「速いもの」はあまり尊敬されない。五十六億七千万年とか三百十一兆四百億年などというようなとほうもないスケールですぐにものごとを考えてしまうひとたちにとって、〈広い宇宙をそんなに急いでどこへゆく〉というわけだ。」
──真木悠介『うつくしい道をしずかに歩く 真木悠介 小品集』
今週は牡牛座エリアを運行する太陽に、土星が調和的なコンタクトを取ります。各星座はそれぞれの「時間感覚」を持ちますが、中でもスローペースなのがこの牡牛座です。
牡牛座には「着実にものごとを進める」というエッセンスがあります。そのイメージの原型は、古代バビロニアの、春の開墾で犂をひく牡牛の姿に遡ることができます。
焦って先に進めるよりも、しっかりと土を掘り起こし、豊な土壌をつくることの大切さが見えてきます。
一方、土星は魚座エリアから太陽に繋がります。
魚座的な時間とは「魂の世界」を流れているもので、人間が地上で作った「時間」というルールを超越し、時空の境目を溶かしていくイメージです。時を数字で区切ることをせず、無限の未来まで続く魂の世界です。
土星は「時間」「規則」を司る天体なので、土星魚座運行期は、魚座特有のこの感覚をいかに地上に落とし込んでいくかがテーマになります。
今週はこれらの星の配置によって、「急がば回れ」、速さよりも着実さを優先したいモードに。そして狭い時間に囚われている感覚から解放されて、じっくりと長考する意義に気づけそうです。
また、火星(意欲・勇気)と水星(知性・言葉)・天王星(改革・刷新)の調和的な繋がりによって、自分の意見をはっきりと言える力が湧いてくるかも。過去のデータや経験をもとにした、説得力あるプレゼンができるでしょう。
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