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3月6日〜3月12日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の蠍座(10/24~11/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週、7日に土星が魚座エリアに入り、3年間の土星魚座運行期が始まります。

占星術では、土星は重苦しさや陰鬱さ、困難などを意味します。と同時に、真面目さや地道な努力も象意に持ちます。安全な建物を建てるにはしっかりとした基礎工事が必要なように、人生を形作っていく上では土星の堅実さも大切です。

これからの3年間、12星座それぞれに、コツコツと取り組むべき「土星魚座テーマ」の課題が出されます。

魚座のエッセンスは「信じる心/Believe」です。何を信じるかによって人生は変わります。また、個々の人生を集めた社会も変わります。

この世界では、多くの人から信仰されるものが価値を持ち、そのまま「力」を持つからです。例えば、お金や人気、宗教、正義などです。

情報ひとつとっても、ある人にはどんなに大嘘に聞こえてもそれを信じている人にとってはその「嘘」が「真実」なのです。また、信じる人が多ければそれだけで真実のように見えてきてしまいます。

それが普通だと思い、なんの疑いを持っていなかったことも、実は誰かに「信じ込まされていた」のかもしれません。周りに流されずに状況を違う視点から眺めてみることが、今週からの3年間の課題となります。

どうして自分はそれを信じるのか、冷静に考察することが求められるでしょう。また、自分がそれを信じることが社会にどうつながるのか考えてみること。

信じる心は力を持ち、世の中を良くも悪くも動かすものです。土星が魚座から呼びかけるのは、「信じる」という行為への責任です。

また、7日は乙女座エリアで満月が起きます。満を持して自分の意見を表明する、もしくは、我慢してきたことに耐えられなくなって不満を噴出させるようなイメージのある満月です。

内的葛藤の末、大きな変化が起き、今週がターニングポイントになる人も多いかもしれません。

また、昨年8月の乙女座新月にアファメーションをしたことが叶っているのか振り返り、もし叶っていれば天に感謝するタイミングです。

蠍座の星模様

信頼される力

今週全体は、周囲がバタバタと動いていますが、蠍座はほっと一息ついてリラックスできる時間が増えそうです。冷静な観察者はどの場面にも必要なので、もしトラブルやアクシデントがあれば、仲裁に入りましょう。

3年間の土星水瓶座運行期の厳しい課題が終わり、プレッシャーから(部分的に)解放された気分になりそうです。

7日からの土星魚座タームの3年間の課題は、「自己表現力の必要性を知り、高めること」と「信じてもらうことの重さを考える」です(土星が運行する魚座と蠍座は同じ水のエレメントで調和的な関係のため、土星は蠍座の心強いサポートになってくれそうです)。

自分をわかってもらうために試行錯誤を重ねることになりそうです。

周りに動いてもらうには、まずは自分を信じてもらわなければいけません。この世の中は未来への期待と人への信用とで回っています。たとえるならば、ベンチャー企業が投資をしてもらうのに、未来の可能性や成功を信じてもらうこと。

作りたい未来の旗を掲げて人々の心をつかみ、支持を集め、チームを先導していく。それがこれからの3年間の課題となります。

7日の満月は、蠍座にとって「友情」「人脈」や「未来の計画」を意味する場所で起こります。

昨年8月の新月から「新しいメンバーと仲良くなる」「人脈の確立」が大切なテーマになっていました。

この満月では、互いに慣れて緊張感がなくなってきた仲間たちに気合を入れるミーティングをするイメージです。半年間の振り返りをして、うまくいっているところ、改善した方が良いことを洗い出していくと良いタイミングです。

岩崎達也

オンもオフも、生産性をぐんと上げる。多忙な日々に、〈HP〉のAI PCを

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