今週の空模様
今週、7日に土星が魚座エリアに入り、3年間の土星魚座運行期が始まります。
占星術では、土星は重苦しさや陰鬱さ、困難などを意味します。と同時に、真面目さや地道な努力も象意に持ちます。安全な建物を建てるにはしっかりとした基礎工事が必要なように、人生を形作っていく上では土星の堅実さも大切です。
これからの3年間、12星座それぞれに、コツコツと取り組むべき「土星魚座テーマ」の課題が出されます。
魚座のエッセンスは「信じる心/Believe」です。何を信じるかによって人生は変わります。また、個々の人生を集めた社会も変わります。
この世界では、多くの人から信仰されるものが価値を持ち、そのまま「力」を持つからです。例えば、お金や人気、宗教、正義などです。
情報ひとつとっても、ある人にはどんなに大嘘に聞こえてもそれを信じている人にとってはその「嘘」が「真実」なのです。また、信じる人が多ければそれだけで真実のように見えてきてしまいます。
それが普通だと思い、なんの疑いを持っていなかったことも、実は誰かに「信じ込まされていた」のかもしれません。周りに流されずに状況を違う視点から眺めてみることが、今週からの3年間の課題となります。
どうして自分はそれを信じるのか、冷静に考察することが求められるでしょう。また、自分がそれを信じることが社会にどうつながるのか考えてみること。
信じる心は力を持ち、世の中を良くも悪くも動かすものです。土星が魚座から呼びかけるのは、「信じる」という行為への責任です。
また、7日は乙女座エリアで満月が起きます。満を持して自分の意見を表明する、もしくは、我慢してきたことに耐えられなくなって不満を噴出させるようなイメージのある満月です。
内的葛藤の末、大きな変化が起き、今週がターニングポイントになる人も多いかもしれません。
また、昨年8月の乙女座新月にアファメーションをしたことが叶っているのか振り返り、もし叶っていれば天に感謝するタイミングです。
牡羊座の星模様
深い海を探索
今週全体は、次のステージへ続く控室でのざわめきが聞こえてくるイメージです。新しい扉を開けるための準備運動。
変化に伴う小さなトラブルも起きやすいかもしれません。丁寧に対応すれば大事にはならないでしょう。
7日からの土星魚座タームの3年間の課題は、「無意識のうちに信じているものを確認していくこと」です。じっくりと心の奥深くを内観し、良い意味で自分を疑うこと。
起きた事柄の表面だけを見て理解しようとしたり、人の説明をそのまま鵜呑みにしたりするのではなく、深く掘り下げる作業をすること。自分が無意識のうちに持っていたバイアスがひっくり返るような出来事もあるかもしれません。
何かを妄信するあまり道に迷っている人の存在に気がつきやすい時。その人を助けようと行動に出ることになりそうな星回りもあります。ただ、踏み込みすぎると、歪な関係性にはまってしまうかもしれません。
また、土星が魚座にいる期間は、自己受容をしっかりとするために、自分のコンプレックスに取り組めそうです。今までとは違う視点を得るための土星の訓練が始まりそうです。
7日の満月は、牡羊座にとって「日々の仕事・サービスの部屋」、自他ともにケアをすることや奉仕することを意味する場所で起こります。
昨年8月の新月から、「きちんとケアできるように、人の本音にも自分の本音にも耳を傾ける」ことが大切なテーマになっていました。
この満月では、我慢して様子見をしていた状態から抜け出せるチャンス。抑圧してきたものを外に出すことで、状況を健全化できるタイミングです。
“雨降って地固まる”になるような、ポジティブな波乱。ずっと黙っていたことをようやく語れる場面かもしれません。
「レコードの日」記念!新しい学校のリーダーズが行く、アナログレコード工場見学