今週の空模様
来週、土星が水瓶座エリアから魚座に入ります。
その直前の今週は、2020年から続いていた土星水瓶座運行のタームの総仕上げとなります。水瓶座は、社会意識、社会全員で見る未来、人道的なビジョンといったテーマを持ちます。
その星座に責任や試練を司る土星がいたため、今週までの3年間は、「私たちの未来はどうあるべきなのか」ということを問いかけられていました。
各星座それぞれがこの3年間土星からの課題を振り返る良いタイミングです。
土星は「試練・責任」のほか、偶然に出くわす「苦痛」や「困難」も紐づけられています。そこに教導的な意味を見出せば、苦しみから喜びや成功を生み出す錬金術となりえるのです。
また土星は「うわべだけ」の対応を許さない厳格さを持ちます。自然に解決することを期待して問題を放置したり、捨てるべきものに固執したりすると、土星が魚座に移った後も、社会が進む方向性を考えさせるようなニュースが出てくるでしょう。
また今週は幸運の星である金星(愛と喜び)と木星が重なり、嬉しいことがありそうです。
この2つの天体は12星座のスタートである牡羊座エリアを運行しています。「新しく始まる喜びと希望」が強く輝きます。ひとつでも灯りが増えるように、前向きな気持ちでいましょう。
世界は真っ黒でも真っ白でもなく、喜びも悲しみも、吉も凶も同時に存在しています。
すべてを抱えて進んでいく大きなうねりが発生しそうな週です。時代の境目にいると感じることがあるかもしれません。
天秤座の星模様
輝きは内側から
今週までの3年間、水瓶座にいた土星はさまざまな試練を課してきました。それらを振り返る軸となるのは、この「自己表現とアイデンティティ」です。
特に、他人からの評価に一喜一憂せずに自分らしく喜び、輝けたかどうかを確認しましょう。
天秤座は元々自我をあまり前に出さず、自制的なタイプです。しかし、自分の内側から自然に輝くためには、Selfness(自己感覚)が必要になってきます。
この3年間、周囲の人の考えと自分の気持ちの間で揺らぐ経験が多かったかもしれません。能力不足を感じて、人を愛することにブレーキをかけてしまったこともあったかも。
そんな揺れの中で、単なるワガママとは違う、「自分は自分である」という容認と、自発的な喜びを持ち、自分軸を得ることができていれば、土星の期待に応えられたと言えるでしょう。
2日は、金星と木星が、「人間関係・社交の部屋」であり結婚やパートナーシップを表す場所で重なり、「幸運の鐘」が鳴り響くような素晴らしい日です。愛の告白にふさわしいタイミング。心躍る出会いがあるかもしれません。
3日に水星(言語・コミュニケーション)と土星が水瓶座エリアで重なります。
自分の意見を堂々と言えるパワーがみなぎってきそうです。ただし、同日に水星は魚座エリアへと移動します。それにより、相手の状況を見て考えを変え、「言わなくてもいいか」と言葉を引っ込めることがあるかもしれません。
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