Feel

1月23日〜1月29日 獅子座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の獅子座(7/23~8/22生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週に溢れる疾走感。調和的な天体の繋がりが3つあります。1つ目は太陽と木星(成長・拡大)、2つ目は太陽と火星(意欲・勇気)、3つ目は水星(知性と言語感覚)と天王星(改革・刷新)です。

その配置により、平和的で活気のあるパワーが訪れ、全体的に好調な週です。

開拓力や刷新力が加速し、「理想的な社会」について様々な場所で提案や計画が語られそう。中には突飛な意見もあるかもしれませんが、賢者の集会のようなイメージがあります。

牡羊座にいる木星は「自分自身を信じる」ことを促し、「今すぐ動く」「自分から動く」ことが大事になります。チャンスを積極的に掴みに行くことで、木星の持つ「幸運を大きく育てる」パワーを活用できます。

太陽が水瓶座エリアを運行し、「独自の見解」「多様性の容認」「客観的で俯瞰的な判断」などの要素が強まっていきます。考えをすぐに実行に移し、決断を下していくことも求められそうです。

太陽と火星のハーモニーによって、臆せずに自分の意見を表明していける空気に。前向きな議論が展開されそうです。

23日に、天王星が順行に(今週中は同じ場所に留まって見える「ステーション」状態)。

27日には、金星(愛と喜び)が魚座エリアに入り、うっとりと寛ぎだします。

天体にはそれぞれ【高揚】といって、「特別に嬉しくなる」「過剰に贔屓される」サイン(星座)のエリアがあります。金星にとっては魚座エリアがこれに該当します。

ここで、金星は他の天体と繋がることもせず、ひとりで夢に浸っている状態になります。週後半は、世の中の荒波や変動から切り離されたオアシスのような雰囲気が広がります。

29日、月(ムード・心)と、天王星、水星との調和的繋がりは、「大きなメッセージ」「より良く変革するためのアイデア」をもたらします。

社会と自分とを分離して考えるのではなく、その「あいだ」で気がつくものやわかるものがありそうです。身体や実生活から導かれる答えが世界を変えるのかもしれません。

獅子座の星模様

肩を並べて

「プライド」と「傲慢さ」は全く違うものです。しかし時折、獅子座の内側では混ざってしまうことがあります。その混同を冷静に否定し、論理的に批判してくれるのが水瓶座エリアの性質です。

獅子座が「王様」だとしたら、水瓶座は「老賢者」。王様を厳しく指導するイメージです。今週はその老賢者側に太陽がいるので、獅子座にとっては気分が上がりにくいタイミングです。

しかしそれでこそ、自分を振り返れます。逸脱的で傲慢なところがあれば改善できるようになります。自己懐疑性こそが知性の証しでもあります。

牡羊座エリアを運行する木星と、水瓶座エリアを運行する太陽が調和的に繋がり、さらに太陽と火星がハーモニーを奏でます。

多くの知的な人に支えてもらい、長所も短所も的確に理解することができそうです。今週は自分の死角になっているところを他者に教えてもらうことで、さらに理想の自分に近づくはずです。

27日に金星が「共有財産・親密な関係の部屋」「絆を深めるギフト」を意味する場所を運行し始めます。

イメージは、実家や祖父母の家からもらったたくさんのお土産。縁深い人たちの愛情に癒やされながら英気を養うタームが始まります(2月19日まで)。

お金に変換できない深い思いやりの交換もありそうです。“無償の愛”がテーマに浮上するかもしれません。

29日に、月と天王星が重なり、水星とコンタクトを取ると、仕事の場面で素晴らしい閃きが生まれそうです。論文や原稿、プログラミングコードなど、「書く」タスクが前進していなかった人は、この日からすらすら書けるようになれそうです。

自分のやり方に固執しない方が良い週となりそうです。

宙鏡 そらかがみ

宇宙の美を投影する、青漆のダイヤル。「カンパノラ」の新作時計、“宙鏡”

着る / PR