1月は恒常性が問われるとき。今まで苦労して頑張ってきたことを途中で投げ出したくなるような気持ちの変化が懸念されます。一筋縄ではいかないこともありますが、太陽が変わらず昇るように、粛々と義務を果たすことが重要。勢いに任せてしまうと、間違った方向に舵を切りやすいので1月はペースの遵守を大切に。
今月は、お金に関する改運についてお話しします。前回の「自宅の間取りに注意?出費がかさむ時期の金運ケア」を読む。
お財布の中に「種銭」を入れ、「太極」を定める。
前回は三才の考え方と、無駄な出費を防ぐ「地」の改運法についてお話ししましたが、今回は財運アップの改運法についてお伝えします。
1月は何かと出費が多い時期ですので、お札に触る機会も多いかと思います。今回はこのお札にまつわる改運法です。
一万円札から千円札まで、どのお札でもいいのですが、数字やアルファベットが書いてある記番号を確認していただき、アルファベットに挟まれた6桁の数字の先頭2桁が自分の生まれ年(和暦)のものを取っておきましょう。これは、財運を呼ぶ「種銭」になります。例えば、平成5年8月23日なら「A053456B」や「CD050323E」などです。
「お金を使うときは戻ってくるように念じながら使うとよい」という話がよくいわれます。しかし、これでは少し足りません。
お金に戻ってきてもらうには、どこに戻ってくるかを覚えてもらう必要があるのです。具体的には、種銭を45日間、お財布の中に使わずに保管しておくこと。これで、種銭はあなたのお財布を覚えますので、45日経ったら使ってOK。この種銭があなたに財運を運んでくれます。
なお、この45日間こそ、先月お話ししました、冬至から立春に至る時間なのです。
人やモノには「太極」と呼ばれるエネルギーの軸のようなものがあります。今回の改運法では、種銭を財布に45日間置くことで、太極を定めています。
この太極は東洋占術や改運法を語るうえでは非常に重要なものです。目に見えないから……とあまり実感がわかないかもしれませんが、重心なども目には見えませんが確実にありますよね。
こういった目に見えないことを相手にし、分析し、戦略を練り、対策をするのが占いや改運法なのです。