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雨宮零の改運指南:自宅の間取りに注意?出費がかさむ時期の金運ケア

「改運」とは、古来の中国の発想に倣ったもの。運は開くのではなく、良くも悪くも改まっていくという考えのもと、占い師・雨宮零さんが日常で使える改運法を伝授。前回の「冬至の前後で身の回りの品や足元まわりのアイテム新調を」も読む。

Edit: Motoko KUROKI

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改運と開運


「改運」とは、自分が持つ運を改めること。ポジティブな変化もネガティブな変化も自らの行いによって起こり得る。例えば、髪や服に嫌な臭いがついたら運気を下げることになる。逆に、いい香りを身につけることで、運気は上昇する。この連載では「改運」のなかでも、運を良い方向に改めることを「開運」と呼ぶ。

今月の時勢

1月は恒常性が問われるとき。今まで苦労して頑張ってきたことを途中で投げ出したくなるような気持ちの変化が懸念されます。一筋縄ではいかないこともありますが、太陽が変わらず昇るように、粛々と義務を果たすことが重要。勢いに任せてしまうと、間違った方向に舵を切りやすいので1月はペースの遵守を大切に。

今月は、お金に関する改運についてお話しします。前回の「冬至の前後で身の回りの品や足元まわりのアイテム新調を」を読む。

「地」の要素=自宅にアプローチして金運を上げる。

古代中国の思想の中には「三才(さんさい)」という考え方があります。三才とは、世界は三つの要素で構成されるという考えです。

これは、人間は下から支えている地面と、上に存在する天に挟まれて暮らしているということです。

つまり、この世界を構成するものは天人地の3つであり、構図としては上から、天・人・地となり、これを三才と表します。

さらに、古代中国では天を動いてやまないものとし、これを時間と考えました。そして、地を不動の大地とし、これを空間と考えました。人はもちろん人間です。これを三間(さんかん)といいます。

これが、人は時間・空間・人間という3つのものの間で生きているという、もう一つの三才の考え方です。

改運法には、この三才の地の部分に作用させるものが多くあります。

引っ越しや自宅の改修など、地の部分をコントロールする方法はいくつかありますが、その一つとして、自宅の間取りで気をつけてもらいたいことを、今回ご紹介します。

シングル向けで多い間取りですが、玄関から正面に窓があり、玄関と窓が一直線にある1Kなどの場合、その間にドアがあれば、これを必ず閉めるようにすること。この間取りは玄関から良い気が入ってきても、そのまま外に漏れてしまう間取りと言われており、無駄なお金が流れやすい「漏財宅」と呼ばれる家になっていますので、ドアを閉めることで、無駄な出費を防ぐことができます。

ドアがない場合などは、玄関から窓が見えないように、のれんやパーティションなどを置くのがオススメ。

1月は出費が多い時期ですので、該当する方はぜひ試してみてくださいね。

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