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福山渉の店作りの哲学。Bar MARTHAがBar MARTHAである理由

「音楽は酒の最高のつまみである」と福山渉は言い切る。中央線カルチャーと呼ばれるコアな音楽バーの流れがあるとすれば、恵比寿はソフィスティケートされた大人のスタイルだ。〈Bar TRACK〉〈Bar MARTHA〉など昨今のレコードバーのロールモデルともいえる店を手がけ、恵比寿を席捲した福山の店作りの哲学とは。

photo: Keisuke Fukamizu / text: Akihiro Furuya

MARTHA〉は2010年の6月オープンでしたから、11年になります。新宿三丁目で小さな店を3軒やってから、初めて恵比寿に来て、〈TRACK〉をオープンした時(2005年)の恐怖に比べると少し自信がありました。当時はアナログブームでもなく、むしろノンパッケージ時代の始まりの頃でしたが、クラブの〈MILK〉や〈リキッドルーム〉が移転してきて、恵比寿はなんとなく音楽の薫りが漂うエリアになってきたんです。程なくして、アナログの流行が再燃したりで、軌道に乗り始めたんです。

僕のところで働いてくれたスタッフのうち4人が今、恵比寿で独立開業しています。〈BUY BACK〉〈FoxTrot〉〈B-10〉〈as always〉。そして僕の店が2軒なので6軒あります。ドミナントエリアってマーケティング用語があるように、同じタイプの店が集まることで相乗効果が生まれる。恵比寿に行けば音楽をかけるバーがたくさんあるって感じにしたかったんです。満席だったら違う店へ回遊できますし、お客さんも楽です。

新宿三丁目の時は雑居ビルの階上でしたが、恵比寿はどちらも路面店。バーの立地というのは微妙で、人通りが多ければいいってものでなく、ノーマークで歩くと路地裏にポツンとバーの看板がある、デヴィッド・ボウイの『Ziggy Stardust』のジャケットにあるロンドンの路地裏のバーのイメージ。気になるんだけど、怖くて入れない的な。そんな彷徨ってると辿り着く感じの物件を探してました。ここは元写真スタジオで天井高もあるんで、音響的にもピッタリでした。

〈Bar MARTHA〉外観

〈TANNOY〉のスピーカー

〈TRACK〉をオープンした2005年あたりはハイエンドオーディオしか知らなくて、それとは違う文脈で機材を探そうと秋葉原をうろうろしてたんです。今は相模原にあるジュピターオーディオさんでハイエンドに対してヴィンテージオーディオがあるのを知りました。

そこで今、うちの店にある〈TANNOY〉のオートグラフに出会ったんです。僕は機材を探す時は試聴用のレコードを持ち歩くのですが、そのオートグラフでカーティス・メイフィールドの『CURTIS/LIVE!』(ちなみに他の音源はドナルド・フェイゲンの『THE NIGHTFLY』とアート・ペッパーの『MEETS THE RHYTHM SECTION』)を聴いたら度肝を抜かれました。もちっとした質感で湿度のある音。「こんな音があるんだ!」って。

その瞬間に将来の夢と目標ができました。〈TRACK〉に置くにはさすがに大きくて高価だったから、弟分的なレクタンギュラーヨークにしましたが、次の店は絶対にオートグラフを使える店にしたいと。

オートグラフは狭い店ではだめなんです。広い店で悠々と鳴らしてあげないと。一般的にはクラシック向きとか言われていますけど、ブランド側は決してクラシック専用なんて言ってません。クラシックがよく鳴るってことはジェイムス・テイラーのアコースティックもいいはずで、〈MARTHA〉の目指す音響環境に、TANNOYはとてもマッチします。

〈MARTHA〉流空間作り

普通のバーはカウンターの背後にはスペースがないものですが、うちはカウンター内のスタッフスペースを広くして、レコード、オーディオ、お酒やグラス、冷蔵庫など、そこにすべてを置きます。それは大きい音を出すためです。カウンター内にスピーカーがある場合、お客さんとスピーカーの距離を取らないで音を鳴らすと、音が大きすぎて、カウンターで話ができないんです。かといって音を引っ込めすぎるとBGMになってしまいます。これは音楽バーに課された課題なんですね。

いい音で聴けるスウィートスポットをカウンターにして、スピーカーとの間にライブ感を醸し出すために配置してます。お酒を飲みながらアンプやスピーカーを眺める。DJがレコードをかける。音の入口はあそこで、出口はあそこなんだと音のプロセスをすべて見せたい。レコードジャケットの紙の匂いだって、イギリス盤とアメリカ盤では微妙に違いますし、テクスチャーだって違います。五感を総動員して音楽を楽しんでほしいのです。

男の子が機械いじりをしているようなインダストリアルな感じの空間が好きです。デザインされたくないんで、基本、自分でデザインし、建築士とキャッチボールしながら仕上げていきます。うちのカウンターの細長いガレージ風の照明は、全国のレコードバーに似たようなものがあります。実はあれ、形はどうでもいいんです。カウンターに座った時に光源が見えず、お酒は美しく見える機能が大事で、むしろカタチは消えちゃっていいんです。

空間作りで大事なのはディテールですね。あと躯体の良さを残すこと。コースターとか灰皿とかアイスペールなどのマテリアルも、お客さんの目の前にあるものには手を抜かない。うちの真鍮の灰皿は特注で、たばこを置くところが1つしかないです。つまり1人に1個です。

お客さんの平均滞留時間はだいたい2時間くらい。ライブと同じくらいですよね。その間くらいスマホを見ずに空間と時間を楽しんでほしい。あまり居心地がいいと寝ちゃうので、背もたれをつけないのはそのためです。ちなみにうちの店で寝たらハリセンです(笑)。

店主がルールブック

うちの店はよくお客さんを怒ってると言われてますけど、これも秩序を守るためです。僕のやり方が正しいとは思わないけど、僕のやり方も理解してほしい。これだけ広い店で音楽をガンガンかけていたら、ただのどんちゃん騒ぎの店になってもおかしくないです。音楽をみんなが聴かなくてもいいけど、音楽を聴きに来るお客さんもいるので、その人の邪魔をしないでほしい。つまりお願いなんです。

お願いも何回もすると堪忍袋の緒が切れて「いい加減にしろ!」ってことになるだけです。そもそも大声はどんなお店でも嫌がられます。音楽を聴かせる店ではなおさらです。どんなお店でも店主がルールブックでなければいけない。例えばお寿司屋さんにきつい香水をつけた女性を連れてきたとする。店主が注意しないで、ほかのお客さんが注意すると揉めますよね。それと一緒です。お寿司屋さんにとっての香水は、うちだと大声なのです。

ほかにもあります。勝手にSNSに上げてもらいたくないから写真撮影は禁止。カウンターにバッグを置くのもご法度。これはお行儀の問題ですよね。バーカウンターはバーの象徴であって、バーテンダーの魂みたいなものです。そこに無神経に置くのは非礼だと思いませんか?

音楽と酒。

酒のいちばんのつまみは音楽だと思います。音楽はトリップさせてくれますから。しみじみと昔のことを思い出したり、盛り上がったり。そこに酒が入るとより増幅されて、おいしくお酒も飲めるし、音楽もよりよく聞こえます。僕の店で音楽が印象に残るのは、もちろん音楽を売りにしているからですが、オールジャンルをかけるってことかもしれませんね。

ロック、ジャズ、R&Bはもちろん、歌謡曲もクラシックもかけます。同一ジャンルだけ聴き続けるよりも、いろいろな曲を辿って松田聖子に行き着いたら、残りますよね。そういう印象の与え方ってあるのかもしれません。

音の大きさと選曲の流れ。この2つはいつも意識しています。音の大きさはBGM以上爆音以下。ふと会話が止まった時に、すっと耳に入ってくる感じの音量です。選曲に関してはある曲をかけようと思ったら、その間に2、3曲かませて印象に残るようにする。そういうことをいつも考えています。

僕に限らず、うちのDJたちは一曲一曲にかける理由が必ずあります。どんなにマイナーな曲であったとしても、それは次の曲の布石だったりします。そうやって選曲することでお客さんに楽しんでほしいんです。

選曲の流れを考えて、いろいろなアーティストの曲をレコードで一曲一曲聴くことはとても贅沢なことです。〈MARTHA〉においては、一曲がけがベストなスタイルだと思っていますが、オーダーも手際よくさばかなければならないワンオペの店ではたしかに難しいです。

ただ、要領はあるんです。例えばニール・ヤングの『AFTER THE GOLD RUSH』ってアルバム。A面の「Tell Me Why」→「After The Gold Rush」→「Only Love Can Break Your Heart」と続く頭の3曲は物語があるじゃないですか。だからあの3曲はむしろかけっぱなしにしたい。

DJ的には3曲で約10分、違うことに集中できる。マティーニとか難しいカクテルのオーダーが来て、心の中では「面倒くさいな」と思っても10分あればなんとかなるものです。でもせいぜい3曲ですね。それ以上かけると「あっ、サボってるな」「音楽よりオーダーをさばく方が大事なんだな」って思われちゃいます。

音楽を優先したいのはやまやまですが、お酒も待たせない努力が必要です。後輩のDJによく言うんですが、DJで大事なのはセンスとかじゃなくて一生懸命やることです。それだけでいい風景になります。選曲だけでなくて、グラスを洗ったり、磨いたりする所作もいいじゃないですか。

音楽バーだから酒は適当でいいだろうって、それはないですよね。マティーニだってそれなりのクオリティで提供したいです。実は〈MARTHA〉を始める時に、当時、オーセンティックバーでシェーカーを振っていた女性バーテンダーをスカウトしたんです。

新宿三丁目の頃までは小さい店だったので、難しいカクテルとかを常連に頼まれると「面倒くせーなー」とか言えたんですが、恵比寿に来たあたりから、そうもいかなくなって、ちゃんと酒の修業をした人を探してました。彼女が来てから酒のクオリティが上がりましたね。カクテルもさることながら、スタッフのオペレーションにもいい影響を与えてくれます。

〈Bar MARTHA〉店内カウンター
照明、スピーカー、酒、レコード。カッコいいからだとか表面的な理由だけで置いてあるものは何一つない。日本の、世界のリスニングバーを牽引する〈Bar MARTHA〉のカウンター。オープン時間はもうすぐだ。

次店舗構想。

レコードバーと名乗るなら、ビートルズはすべてあってほしい。なので、既存店ではビートルズに関しては、すべて英国オリジナルを揃えています。マトリックス番号によっては100万円レベルのものもありますが、それほどレアなものじゃなければ、そう難しくないです。僕はあまり高価なレコードは買いませんが、ビートルズに関しては1万円以上でも買います。持っていたいという少年の気持ちなのかな。

僕のやるお店はすべてビートルズの影響を受けています。彼らのようにいろんなことをカッコよく裏切りたいから。いちばんかけるアルバムですか?『SGT.PEPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND』か『ホワイトアルバム』(通称)かな。

『ホワイトアルバム』って、散漫とか言われてるけど、僕にはかけたい曲がたくさんある。プロデューサーのジョージ・マーティンは一枚にまとめたかったらしいけど、全部入れてもらえてよかった。当時のロックで神をも恐れぬ2枚組、ジャケットは真っ白、正式タイトルはこの期に及んで『THE BEATLES』。やることがいちいちカッコよくて不良です。

次は実験室みたいな店をやりたいんです。〈TRACK〉くらいの広さで席数に余裕を持たせて、贅沢でパーソナルな感じにしたい。実験というのはオーディオのことです。スピーカーは〈TANNOY〉で考えていますが、機材は多く置きたいと思ってます。

システムをいろいろと替えて聴くとか、マイルスのコロンビア盤とCBS盤を聴き比べるとか、より趣味性を高くする。そういう意味での実験です。まだ、いろいろと迷ってますが、迷うのも楽しいです。またビートルズの英国オリジナルを揃えないといけませんね。

〈Martha Records Inc.〉代表・福山渉

ある金曜日の夜、
Bar MARTHAでかけられた
レコード114曲。

7:00pm open
7:20pm 選曲start

1:Bright Size Life / PAT METHENY / 『BRIGHT SIZE LIFE』 A-1
2:In The Name of Love / KENNY RANKIN / 『SILVER MORNING』 A-3
3:It Runs Through Me / TOM MISCH / 『GEOGRAPHY』 B-3
4:Use Me / BILL WITHERS / 『STILL BILL』 A-4
5:What’s On Your Mind / GEORGE BENSON / 『GIVE ME THE NIGHT』 B-1
6:Is Your Love Big Enough ? / LIANNE LA HAVAS / 『CROSSROADS GUITAR FESTIVAL 2019』(Blu-ray)
7:Just Ain’t Gonna Work Out / MAYER HAWTHORNE / 『A STRANGE ARRANGEMENT』 A-3
8:Sexual Healing / MARVIN GAYE / 『MIDNIGHT LOVE』 A-2
9:Down To Ride / GARY CLARK JR. / 『LIVE / NORTH AMERICA 2016』 C-1
10:Running On Faith / ERIC CLAPTON / 『UNPLUGGED』 B-4

11:夜風の街 / GLIM SPANKY / 『MUSIC FREAK』 B-2
12:雨の街を / 荒井由実 / 『ひこうき雲』 B-3
13:On The Way Home / NEIL YOUNG / 『MASSEY HALL 1971』 A-1
14:People Have The Power / PATTI SMITH / 『THE BRIDGE SCHOOL CONCERTS VOL.ONE』 D-4
15:Mystery Train/ THE BRIAN SETZER ORCHESTRA / 『LIVE IN JAPAN』(DVD)
16:Brand New Cadillac / THE CLASH / 『LONDON CALLING』 A-2
17:I’m Waiting For The Man/ DAVID BOWIE / 『BOWIE AT THE BEEB 68-72』 F-1
18:Wild Child / LOU REED / 『LOU REED』 B-2
19:Freedom / JIMI HENDRIX / 『THE CRY OF LOVE』 A-1
20:Mojo Hand / LIGHTNIN’ HOPKINS / 『MOJO HAND』 A-1

21:Mercy, Mercy, Mercy / THE CANNONBALL ADDERLEY QUINTET / 『LIVE AT “THE CLUB”』A-4
22:The ‘In’ Crowd / THE RAMSEY LEWIS TRIO / 『THE IN CROWD』 A-1
23:11:49 PM / 上原ひろみ / 『MOVE : LIVE IN TOKYO』(DVD)
24:Got My Mojo Workin’ / JIMMY SMITH / 『THE INCREDIBLE JIMMY SMITH』 B-1
25:Break On Through / THE DOORS / 『THE DOORS』 A-1
26:Move Over / JANIS JOPLIN / 『PEARL』 A-1
27:こんな風に過ぎて行くのなら / 浅川マキ / 『裏窓』 A-1
28:わかれうた / 中島みゆき / 7インチシングル
29:喝采 / ちあきなおみ /7インチシングル
30:Ruby Tuesday / MELANIE / 『CANDLES IN THE RAIN』 B-4

31:She’s A Rainbow / THE ROLLING STONES / 『THEIR SATANIC MAJESTIES REQUEST』 B-1
32:Sundown In Mexico / NICKY HOPKINS / 『THE TIN MAN WAS A DREAMER』 A-1
33:Waitng For The Band / NICKY HOPKINS / 『THE TIN MAN WAS A DREAMER』 A-2
34:Rhapsody, OP.79,NO.2 / GLENN GOULD / 『BRAHMS』 B-3
35:Orange Light - The Ride Of The Valkyries / 『「地獄の黙示録」オリジナル・サウンドトラック』 B-1〜2
36:Souljacker Part 1 / EELS / 『SOULJACKER』 A-5
37:Pusherman / CURTIS MAYFIELD / 『「SUPER FLY」 オリジナル・サウンドトラック』 A-2
38:Raindrops Keep Fallin’ On My Head / BURT BACHARACH(B.J.THOMAS VO.) / 『「明日に向って撃て!」 オリジナル・サウンドトラック』 A-2
39:Baby It’s You / NICK LOWE & ELVIS COSTELLO /12インチシングル
40:I Saw Her Standing There / THE BEATLES / 『PLEASE PLEASE ME』 A-1

41:You’re Going To Lose That Girl / THE BEATLES / 『HELP !』(DVD)
42:Tomorrow Never Knows / THE BEATLES / 『REVOLVER』 B-7
43:Another Brick In The Wall (PartⅡ) / PINK FLOYD / 『THE WALL』 A-5
44:The Kids Are Alright / THE WHO / 『MY GENERATION』 B-1
45:Shout To The Top / THE STYLE COUNCIL /12インチシングル
46:Why Worry / DIRE STRAITS / 『BROTHERS IN ARMS』 A-5
47:Smooching / MARK KNOPFLER / 『「LOCAL HERO」 オリジナル・サウンドトラック』 B-4
48:My Back Pages / BOB DYLAN / 『ANOTHER SIDE OF BOB DYLAN』 B-2
49:My Back Pages / KEITH JARRETT TRIO / 『SOMEWHERE BEFORE』 A-1
50:Time After Time / MILES DAVIS / 『LIVE AROUND THE WORLD』 D-4

51:La Campanella / 辻井伸行 / 『デビュー10周年 SPECIAL LIVE COLLECTION』(DVD)
52:Jealousy / QUEEN / 『JAZZ』 A-3
53:La Pasionaria / MICHEL LEGRAND & CO. / 『LE JAZZ GRAND』 B-1
54:It’s A New Day / JAMES BROWN / 『IN THE JUNGLE GROOVE』 A-1
55:Papa’s Got A Brand New Bag / GEORGIE FAME / 『MOD CLASSICS:1964-1966』 A-2
56:Gloria / THEM / 『THEM FIRST』 A-6
57:Everyday People / SLY & THE FAMILY STONE / 『STAND!』 B-1
58:The Bottle / GIL SCOTT-HERON,BRIAN JACKSON / 『WINTER IN AMERICA』 B-1
59:Fairground / SIMPLY RED / 『LIFE』 A-4
60:Bamboléo / GIPSY KINGS / 『LIVE FROM ABBEY ROAD』(DVD)

61:Buena Vista Social Club / BUENA VISTA SOCIAL CLUB / 『AT CARNEGIE HALL』 B-1
62:It’s A Shame / THE SPINNERS / 『2ND TIME AROUND』 A-1
63:Someday We’ll Be Together / DIANA ROSS AND THE SUPREMES / 『25TH ANNIVERSARY』B-5
64:How Deep Is Your Love / BEE GEES / 『「SATURDAY NIGHT FEVER」 オリジナル・サウンドトラック』 A-2
65:Hopelessly Devoted To You / OLIVIA NEWTON-JOHN / 『「GREASE」 オリジナル・サウンドトラック』 A-3
66:赤いスイートピー / 松田聖子 / 『PINEAPPLE』 B-3
67:いっそ セレナーデ / 井上陽水 / 『平凡』 A-6
68:どうしてこんなに悲しいんだろう / よしだたくろう / 『人間なんて』 B-1
69:胸の振子 / 雪村いづみとキャラメルママ / 『SUPER GENERATION』 B-2
70:California Blue / ROY ORBISON / 『MYSTERY GIRL』 A-5

71:Only The Lonely / ROY ORBISON / 『BLACK & WHITE NIGHT』(DVD)
72:Neighbour, Neighbour/ DAVY GRAHAM / 『MIDNIGHT MAN』 B-4
73:Anji / SIMON & GARFUNKEL / 『SOUNDS OF SILENCE』 A-6
74:Sunny Skies / JAMES TAYLOR / 『SWEET BABY JAMES』 A-3
75:Snow Angel / RON SEXSMITH / 『TIME BEING』 A-2
76:Mornington Crescent / BELLE AND SEBASTIAN / 『THE LIFE PURSUIT』 D-3
77:Still Fighting It(Extended Version)/ BEN FOLDS / 『THE BEST IMITATION OF MYSELF: A RETROSPECTIVE』 C-5
78:I Was Only Joking / ROD STEWART / 『FOOT LOOSE & FANCY FREE』 B-4
79:Patience / GUNS N’ ROSES / 『GN’R LIES』 R-1
80:Life By The Drop / STEVIE RAY VAUGHAN / 『THE SKY IS CRYING』 B-5

81:Hurt / JOHNNY CASH / 『AMERICAN Ⅳ: THE MAN COMES AROUND』 A-2
82:Californication / RED HOT CHILI PEPPERS / 『CALIFORNICATION』 B-2
83:No Surprises / RADIOHEAD / 『OK COMPUTER』 C-4
84:Stronger Than Me / AMY WINEHOUSE / 『FRANK』 A-1
85:I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free / JOHN LEGEND,THE ROOTS / 『WAKE UP!』D-1
86:The Ghetto / DONNY HATHAWAY / 『EVERYTHING IS EVERYTHING』 B-2
87:Get Out Of My Life Woman / SOLOMON BURKE / 『I WISH I KNEW』 A-2
88:悲しい歌 / 和田アキ子-小西康陽 / 『DYNAMITE-A-GO-GO!!!』 A-2
89:A Change Is Gonna Come / ARETHA FRANKLIN / 『I NEVER LOVED A MAN THE WAY I LOVE YOU』 B-5
90:Only With You / 山下達郎 / 『「BIG WAVE」 オリジナル・サウンドトラック』 A-3

91:ウイスキーが、お好きでしょ / 竹内まりや / 『TRAD』 B-1
92:This Masquerade / CARPENTERS / 『NOW & THEN』 A-2
93:Lady Blue / LEON RUSSELL / 『WILL O’ THE WISP』 B-5
94:Magnolia / J.J.CALE / 『NATURALLY』 A-5
95:Everyone Tuesday / MARK HENLEY / 『RIVERSONG』 A-1
96:Morning Song To Sally / JERRY JEFF WALKER / 『DRIFTIN’ WAY OF LIFE』 A-2
97:Midnight In Harlem / TEDESCHI TRUCKS BAND / 『REVELATOR』 A-3
98:Neon / JOHN MAYER / 『WHERE THE LIGHT IS』(DVD)
99:Once In A While / ART BLAKEY QUINTET / 『A NIGHT AT BIRDLAND VOLUME 1』 A-2
100:April In Paris / CHARLIE PARKER / 『CHARLIE PARKER WITH STRINGS』 A-2

101:Fly Me To The Moon / DIANA KRALL / 『LIVE IN PARIS』 D-1
102:Both Sides Now / JONI MITCHELL AND THE L.A. EXPRESS / 『MILES OF AISLES』 C-5
103:Farther On / JACKSON BROWNE / 『LATE FOR THE SKY』 A-3
104:乱れ髪 / 大瀧詠一 / 『大瀧詠一』 B-4
105:The Dark End Of The Street / DAN PENN / 『DO RIGHT MAN』 A-1
106:Maria Elena / RY COODER / 『BOOMER’S STORY』 A-5
107:Pick Up The Change / WILCO / 『A.M.』 A-5
108:I Will Survive / CAKE / 『FASHION NUGGET』 A-7
109:A Few Words From The Bride / UMA THURMAN / 『「KILL BILL VOL.2」 オリジナル・サウンドトラック』 A-1
110:Stuck In The Middle With You / STEALERS WHEEL / 『STEALERS WHEEL』 A-2

111:Jersey Girl / TOM WAITS / 『HEARTATTACK AND VINE』 A-5
112:Chinema Paradiso(Main Theme) / CHARLIE HADEN & PAT METHENY / 『BEYOND THE MISSOURI SKY』 D-2
113:Love Theme / VANGELIS / 『「BLADE RUNNER」 オリジナル・サウンドトラック』 A-5
114:Look So Good / DAVID LINDLEY AND EL RAYO-X / 『WIN THIS RECORD!』 B-5

3:00am close