ブラジル産サトウキビから造られるカシャッサ。搾り汁100%を用いて主に穀物の酵母で発酵させるため、植物の風味や穀物由来のコクが生きるのが特徴。〈バー・ジュレップ〉の佐藤裕紀さんは「樽の個性が加わる点が面白い」と話す。
「一般的なオーク樽のみならず、カシャッサの熟成樽にはブラジルの特産木をはじめ40種以上の木のバリエーションがあるんです。ササフラスならミントを感じたり、ウンブラーナならまるで桜餅のような風味になったり。樽ごとに変化します」
ストレートのほかカイピリーニャのようなブラジルの国民的カクテル、ソーダ割りまで楽しみ方も豊富。
「原材料の味がしっかり残る分、食中酒にもオススメ。ブラジル料理とのペアリングもぜひ」