Listen

PR

Listen

聴く

PR

仁村紗和が〈CITY COUNTRY CITY〉でレコードディグ。〈オーディオテクニカ〉で聴きたいレコードの話

「音の温もりや、レコーディングスタジオの空気感が伝わってくるような気がして。大好きなんです」とレコード愛を語るのは、女優・モデルとして活躍する仁村紗和さん。普段から音楽のある生活を送る彼女に、思い入れのあるお店で、〈オーディオテクニカ〉で聴きたい一枚を探してもらった。

photo: Naoto Date / styling: Mari Tsujimura / hair & make: Asumi Washizuka / text: Katsumi Watanabe

新しい出会いがある、アナログレコードの魅力

女優・モデルとして活躍する仁村紗和さんは、お父さんの趣味で、お腹にいた頃からブラックミュージックを聴き、中学生時代からダンススタジオに通い始めたほどの生粋のミュージック・ラバー。仕事で多忙な中、4年前に友人から誘われカフェ&レコードショップ〈シティーカントリーシティー〉(以下、CCC)を訪れるようになったという。

「最初は、おいしいパスタが食べられるカフェということで来ました。壁一面にレコードジャケットが飾られていて、食事をしながら『あのアルバム、いいよねー』なんて話をして。食後のコーヒーを飲みながら、試聴させてもらったらそのときの気分にばっちり合うレコードが見つかったので、そのまま買って帰りました。新しい出会いを提供してくれるお店だと思っています」

それ以来、CCCへ訪れては、食事と買い物を楽しんでいるという。

オーディオテクニカ60周年モデルでレコードを聴く仁村紗和さん
オーディオテクニカ AT-LP3XBTでレコードを聴く仁村紗和さん。 ブルゾン38,500円、パンツ35,200円(ともにアンセム エー/エンケル TEL:03-6812-9897) ネックレス80,300円、ゴールドリング19,800円(ノムグ) 、シルバーリング33,000円(バウゴヘイアン)、 靴(スタイリスト私物)

「音楽をやっている友人も多くて、最近プレイヤーを購入し、レコードを買って聴くようになりました。ここは、オススメ作品がわかりやすく並べてあるし、店内でかかっていますから、“いいな!”と思ったら、そのまま買うことができるところがいいんですよね」

今回は、そんな思い入れのあるここCCCで、〈オーディオテクニカ〉のプレイヤーで聴きたいレコードを選んでいく。今回の力強い相談役になるのが、2005年にCCCがオープンしたときから店に立っているレコードバイヤー兼スタッフの平田立朗さん。仁村さんの話を聞きながら、店内の棚を探し、おすすめのレコードを次々とセレクトしていく。

仁村紗和

父がディスコフリークで、私がお腹にいるときからバーケイズやコン・ファンク・シャンを聴き、中学生になってからはダンススタジオへ通っていたんです。

平田立朗

それはいいですね!ダンススタジオでは、どんな音楽で踊っていたんですか?

仁村

POPPINという、いわゆるロボットダンスに近いもので、ジョージ・クリントンやファンカデリックのように、リズムはファンクで、リズムにシンセサイザーが使われているものなど。今聴いてもアガるんですよね。

それを受けて、平田さんがセレクトしたのが、1980年にロバータ・フラックが発表した『ダニーに捧ぐ』(原題:Roberta Flack Featuring Donny Hathaway)。1979年に永眠した盟友、ダニー・ハサウェイとのデュエット音源などを編集した作品。ミッドテンポのブギー「Back Together Again」を聴いた仁村さんは「ファンキーなリズムが最高ですね!」とゴキゲン。

続いては、ジャケットからファンキー過ぎるプリンス&ザ・レヴォリューション『AMERICA』の12インチシングル。

アルゼンチン出身の作曲家、シルベッティが率いたグランド・オーケストラ名義『シルバー・レイン』(原題:Lluvia De Primavera』)の珍しい日本盤。名曲「Spring Rain」は、電気グルーヴ「Shangri-La」でサンプリングしたことでも知られる名曲。「キレイな曲ですね!」と仁村さんもうっとり。

ここで、なかなかお目にかかれない、ジャッキー・チェンの写真が目を引く一枚を平田さんが推薦。

平田

あのジャッキー・チェンが1985年にリリースした『DEAR JACKIE』。ムーンライダーズの椎名和夫さんが作曲したファンキーなディスコです。

仁村

冒頭のジャッキーの声にはちょっとびっくりしますね(笑)。ハービー・ハンコック『Rock It』のようなドラム、シンセサイザーの音がカッコいい!こういう出会いがあるから、プロの方のおすすめって素晴らしいですよね。早くプレイヤーで聴いてみたいです。

仁村さんが選んだ4枚

仁村さん、〈オーディオテクニカ〉で聴くレコードはいかがですか?

「最近、レコードプレイヤーを買って聴き始めましたが、私が聴いても音の温もりや、レコーディングスタジオの空気感が伝わってくるような気がして。大好きなんです」と仁村さん。

「音楽好きの友人たちは、アンプやスピーカーなど、機材の組み合わせを楽しんでいます。でも、ビギナーにはちょっとハードルが高いんですよ。その点は、周辺機器を準備せず、Bluetooth対応のスピーカーに直接飛ばせるので、初心者でも気軽に入れる設定が嬉しいですね」

デジタル信号ながら、アナログ盤の溝を針が走るときに生じる“空気”も見事に再生される。また、カートリッジ(交換針)も変更が可能。

「カートリッジのモデルごとに、カラフルで色が違うのもかわいいですよね」

また、従来のマニュアル操作でアナログ再生を楽しめるのはもちろん、START/STOPボタンを押すだけで自動再生・停止ができるのが魅力的。これで気持ちのいい楽曲を聴きながら、思わずうとうと寝てしまっても安心。

「私自身、音楽は好きですけど、レコードに関してはまだまだビギナーだと思っていて。興味はあるけどカジュアルに楽しみたいって人にはばっちりなモデルですよね。とは言いつつも、音質はすごくいいので、その点も本当に嬉しいところです」

オーディオテクニカ〈ワイヤレスターンテーブルAT-LP3XBT〉

今年60周年を迎えるオーディオテクニカが発売するワイヤレスターンテーブルAT-LP3XBT。前モデルにワイヤレス機能や交換針の選択肢を追加するなど、さらに遊べるモデルに。

通常のターンテーブルのマニュアル操作に加え、スタート/ストップボタンを押して自動で再生、停止ができるフルオート機能を搭載。フォノイコライザー搭載なのでアクティブスピーカーに有線接続できるのはもちろん、Bluetooth接続にも対応しているので、お手持ちのワイヤレススピーカーやワイヤレスヘッドホン/イヤホンでも試聴可能。

H128 × W435.6×D374 mm 約5.0kg 。37,400円(税込) 予定。10月7日発売予定。

シティーカントリーシティー

2007年に下北沢にオープン。当初からカフェとレコードショップが融合した店として人気を集める。年々、味わいを深める店内の雰囲気も居心地がよく、映画やCMにもたびたび登場する。

Instagram : @citycountrycityshimokitazawa