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雨宮零の改運指南:『サラリーマンに金運なし』!? 定額の給与ならではの金運アップ

「改運」とは、古来の中国の発想に倣ったもの。運は開くのでなく、良くも悪くも改まっていくという考えのもと、占い師・雨宮零さんが日常で使える改運法を伝授。前回の「不運が続くときには「無駄金」を少し使ってみる」を読む。

Edit: Motoko KUROKI

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改運と開運


「改運」とは、自分が持つ運を改めること。ポジティブな変化もネガティブな変化も自らの行いによって起こり得る。例えば、髪や服に嫌な臭いがついたら運気を下げることになる。逆に、いい香りを身につけることで、運気は上昇する。この連載では「改運」のなかでも、運を良い方向に改めることを「開運」と呼ぶ。

今月の時勢

10月は勢いがあり、活動的な気が満ち溢れるとき。このような時勢のときの努力と行動から今後の道が作られます。ただし、勢いがつき過ぎて有頂天にもなりやすいので、心を引き締めながら正しい道を大切に。今回は財運や仕事運に関連した改運をお伝えします。

前回の「不運が続くときには「無駄金」を少し使ってみる」を読む

定額の給与ならではの金運アップがある。身近な環境を整えることで、仕事運が結果的に金運につながります

占いにおける考え方のひとつとして『サラリーマンに金運なし』といわれることがあります。少々、インパクトのある言葉ですが、金運を上げたいのであれば、まずはその正体を知らなくてはいけません。

ここでいう「金運」とは、流動的なお金を指し、フリーランスや事業をしている方のように、毎月の収入に変動がある方が持つ財運(お金に関する運)です。

サラリーマンの方の場合、インセンティブがある仕事をしている人でなければ、基本的には定額の給与になることが多いと思います。つまり、直接的な財運ではなく、「社会運(環境運)」や「評価運」を大切にすべき。この社会運を上げることで、結果的に財運が上がることになるのです。

簡単かつ効果的なのが、玄関をできるだけ綺麗に掃除すること。

古代中国では、皇帝の権力を表す基準として「明堂」と呼ばれる場所の広さがありました。この明堂が広ければ広いほど、その皇帝は権力を持っている証となっていたのです。これを個人に落とし込むと玄関となります。つまり、玄関をできるだけ広く綺麗に掃除をしていると社会運が上がり、財運もアップすることになるのです。

社会運を上げて、評価や出世などからよりよい財運を引き寄せてくださいね。

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