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雨宮零の改運指南:不運が続くときには「無駄金」を少し使ってみる

「改運」とは、古来の中国の発想に倣ったもの。運は開くのでなく、良くも悪くも改まっていくという考えのもと、占い師・雨宮零さんが日常で使える改運法を伝授。

Edit: Motoko KUROKI

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改運と開運


「改運」とは、自分が持つ運を改めること。ポジティブな変化もネガティブな変化も自らの行いによって起こり得る。例えば、髪や服に嫌な臭いがついたら運気を下げることになる。逆に、いい香りを身につけることで、運気は上昇する。この連載では「改運」のなかでも、運を良い方向に改めることを「開運」と呼ぶ。

今月の時勢

9月は残念ながら、争い事が起こって、様々な関係性が悪化しやすい雰囲気が漂うとき。逆境に立たされやすいタイミングだからこそ、自分自身の運を整えることが大切です。そこで今回は、不運を流す方法をひとつ、お伝えします。

不運が続き、モヤモヤが晴れにくい……
そんなときには、「無駄金」を少し使ってみる。

「運が乗る」といわれるものがいくつかありますが、そのうちのひとつがお金です。

落ちているお金を拾うのは絶対にNG。お金を落とすという時点で落とし主は運が悪いといえ、「その人の不運が、落としたお金に乗っている」という考え方からです。もちろん、お財布の落とし物などは、キチンと交番に届けてあげれば大丈夫。これは、いわゆる「徳を積む」ことにもなります。

この「お金に運が乗る」という考え方を使い、無駄なお金を少し使ってみることで、不運や悪運を流すことができるのです。ここでのポイントは「無駄」。無駄という言葉にネガティブな印象を受けるかもしれませんが、無駄遣いとは違います。

シンプルに「リターンがある形ではお金を使わない」と考えてみてください。コンビニなどの募金箱に寄付をする、これは絶対に当たらないだろうという馬券を買う、お参りに行ってお賽銭をいつもより多めに入れるなどがオススメ。

これはいつでも使える不運脱却の方法ですので、なんだか運が滞っているな……と感じるときにはいつでも試してみてください。

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