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箭内道彦、エリイ、大根仁「おなやみ相談室」:このまま結婚していいの?

クリエイティブディレクターの箭内道彦、Chim↑Pom(チンポム)のエリイ、映画監督の大根仁が読者のお悩みに答える連載の第170回。見事に三者三様な回答をぜひご覧ください。お悩み相談も随時受付中。前回の「マウンティング女子はダメ?」も読む。

Illustration: sigo_kun / Edit: Asuka Ochi

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1年半前、9歳年上の彼女ができました。ラブラブだし年齢差も関係ないと思っていますが、36歳の彼女に、子供が3人は欲しいからすぐに結婚したいと言われ焦っています。彼女は好きですが、結婚も子供も自分にはまだ全く現実味がないのに、急にリミットとかって。このまま急いで結婚して大丈夫だと思いますか?(デザイナー/27歳/男)

このまま結婚していいの?

箭内道彦

人生はリミットの連続です。だけど繰り返す日常の中で、僕たちはどうしても、同じ明日がやってくることを当たり前と思ってしまいがち。リミットの捉え方は人によって様々ですが、相手のリミットに寄り添えるか、それとも付き合えないか、その選択もまた人生の宿題。お互いにそうですね。彼女の希望を受け止められないのであれば、悲しいけれどあなたが去って、彼女に新しいチャンスを渡すことも、大切な人への必要な選択肢の一つかもしれません。思った通りに進む人生なんて、なかなかないのではないでしょうか。

エリイ

あなた達の結婚が大丈夫かどうかは知らないが彼女のプランのタイムリミットは近づいてますね。しかし本当にリミットなんでしょうか?今は卵子凍結や受精卵凍結があります。結婚の概念に縛られるのは悲しい選択肢。気持ちの為にも積極的に凍結しましょう!しかし私が男についてとっても謎なのは彼女の事はラブラブで好きなのに、何かと理由をつけてすぐに結婚しないことです。好きだったら速攻で結婚したいよね?彼女も結婚したいし、好きなのに結婚となると躊躇する男心は全く謎。「大」好きではないのか?

大根 仁

大丈夫かと聞かれれば「知らんがな!」としか答えようのない、このテの相談。しかし何事も、どんな苦難も“なんとかなる”で乗り切ってきたのが、我々人類なのでしょう。“現実味”なんぞ、ある日突然向こうからやってきます。そして“現実味”と“なんとかなる”は常にセットメニューなのです。結婚して“なんとかなる”だったら子供を、1人育てて“なんとかなる”だったら2人目を。その先は冷静に“現実味”と向き合って話し合われたらいかがでしょう。個人的にはセットメニューの品数は多い方が嬉しいですけどね。

剛力彩芽

「いつしか本当にプロレスラーになったような気持ちに」剛力彩芽が語る、『極悪女王』の舞台裏

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