1位:漁師、猟師にして3兆円IT企業の経営者・川邊健太郎。常に変化を感じながら「生きる」を実感する
Yahoo! JAPANをはじめ、PayPay、LINEなどをグループ会社にもつZホールディングスの代表取締役社長・川邊健太郎さんは、実は経営者の他に漁師、猟師という3足のわらじを履いている。なぜ、獲って、さばいて、食べるのか。その暮らしについて聞いた。
2位:川口アパートメント訪問記。1964年完成のヴィンテージマンション
昭和の劇作家王・川口松太郎が成した財を、「川口浩探検隊」で一世を風靡した息子・川口浩が惜しみなくつぎ込んで建てた超高級マンションが、東京・文京区の高台にある。築50年の時を経て、むしろいま輝きを放つ。親子2代にわたる普請道楽の血が息づいている。
3位:解剖学者・養老孟司の棚。「棚を作ることは、階層構造を作ること」
一人として同じ顔がないように、同じ道を歩む人生がないように、棚もまた一様ではなく、千差万別の「私」を映し出す。並べられているものが、高価なものじゃなくたっていい。並べ方が整然としていなくったっていい。それよりも、何を見て、何を大切にしてきたか。私的空間の棚を前に、聞いた。
4位:〈月とピエロ〉店主・長屋圭尚の居住空間。心を鎮める穏やかな光と静けさに包まれる、パン職人の家
自分にとって心地がよく快適な場所とは、どんな空間なのだろう。気持ちのいい場所で自分のペースで過ごす時間は、何物にも代えがたいものだ。2022年の居住空間学は「居心地のいい部屋」と題し、住まい手による魅力的な暮らし方を紹介する。
借り受けた広大な敷地で実験を重ねる蒸留家の暮らし、温かみのある家具に囲まれたコージーな家、アーティストが暮らす自分自身と対話できる場所など、今年もほかのどこにもない暮らし方に出会った。懐深く、さまざまな物事の受け皿になってくれる居住空間は、なんて居心地がよく自由なんだろう。
5位:東銀座に来なければ手に入らない。国籍も時代もさまざまな一点モノに出合える3軒
江戸文化を今に伝える足袋の老舗から、英国陶磁器に特化したヴィンテージショップ、ユニークな品揃えが魅力のセレクトショップ。長く愛せる一点物が見つかる個性的な3軒をご紹介。