ONIBUS COFFEE Jiyugaoka
さっと入り、さっと飲む。普段使いの最高峰へ
日本にスペシャルティコーヒーを浸透させてきた一人でもある、坂尾篤史さんはこう話す。「ハイエンドなショップからレストランみたいなコースまで、いまや日本は有数のコーヒー大国。でも僕はさっと入れてさっと飲む、というお店が好きだし、焙煎は豆の個性が伝わる浅煎り。創業以来変わらないですね」。
本格的なカフェスタイルの同店のキーワードは「循環」。カウンターの間伐材は、レクチャーを受けて自分たちで伐採。コンポストを設置し、農家に送ってはまた野菜を買う。「規模が大きくなったからこそできることもある。やりたいことだらけです」。
いまも店でコーヒーを淹(い)れる坂尾さんからはますます目が離せない。