大牟田市動物園
歴史ある動物園が、動物福祉の向上を目指す
1941年開園のレトロなムードが魅力の動物園で、動物が精神的、肉体的に健康で環境と調和している状態を目指す「動物福祉」の向上に力を入れています。
動物の日々の生活を豊かにする「環境エンリッチメント」として、レッサーパンダ舎壁面にボルダリングのホールドを設置したり、アムールヒョウなどの大型ネコ科動物に、駆除されたイノシシなどを骨や毛皮がついた状態のまま出したりもしています。レッサーパンダは活発に体を動かす体験ができるし、アムールヒョウは野生に近い形で食物を得ることができる。そして、その様子を見ている私たちも楽しめる!
たとえ限られた予算しかなくても、応援募金やAmazonの「ほしい物リスト」で広く協力を仰いでいます。オンラインで、スタッフの説明付きで貸し切りの動物園見学ができるイベント「どうぶつえん ひとりじめ」や、動物たちのドキュメンタリー映画DVDの製作・販売なども行っていて、工夫がすごいんです。そういった姿勢も、応援したくなる理由の一つですね。