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ラジオパーソナリティ・本村ひろみのユーミンプレイリスト。学生時代を思い返す隠れた名曲

いわば選曲のプロであるラジオDJたちは、ユーミンの楽曲のユニークな聴きどころを知っているはず。ラジオパーソナリティ・本村ひろみさんに、オススメの3曲を選んでもらいました。

text&edit: Emi Fukushima

1.「悲しいほどお天気」

「卒業写真」という言わずと知れた名曲がありますが、卒業後に“あの頃”の自分や友人との関係を思い起こさせてくれる名曲もあるんです。“みんなまだ 気づかずすごしていたんだわ ずっといっしょに歩いてゆけるって だれもが思った”の詞が心に刺さるのが「悲しいほどお天気」。なにげない言葉で本質を突くところにグッときます。

「悲しいほどお天気」荒井由実
1979年発売の8枚目のアルバム『悲しいほどお天気』の表題曲。92年のフジテレビ系ドラマ『悲しいほどお天気』の主題歌。

2.「5cmの向う岸」

そして、歌詞も曲も可愛い「5cmの向う岸」。身長差が理由で別れる2人に対して、“若いころには人目が大事よ もっと大事なやさしさを失くしても”と歌う眼差しの優しいこと!

「5㎝の向う岸」荒井由実
1980年発売の9枚目のアルバム『時のないホテル』に収録された曲。背が高いヒロインと、身長が5cm低い彼氏との恋物語。

3.「グループ」

友人の結婚式に出席する思いを歌う「グループ」。学生の頃のときめきはいつまでも宝物だと思わせてくれる。そして結婚式での再会って本当にドラマ!

「グループ」荒井由実
1981年発売の12枚目のアルバム『昨晩お会いしましょう』に収録。学生時代に仲が良かった友人同士の結婚式を歌った楽曲。