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中身が空でも、アクセサリーとして。フリーランスPR・吉岡レオが語るマイバッグ

大人たちが普段から使うバッグは、一体どんなものだろう?フリーランスPR、バイヤーの吉岡レオさんに、仕事道具や必需品など、面と向かっては聞きづらい、中身の話も併せて語ってもらった。

photo: Takeshi Abe / text & edit: Ryoko Iino

アクセサリーとして使う韓国発のバックパック

財布以外の必需品は、目薬とリップとハンドクリーム。ポケットで事足りるほど荷物が少ないので、バッグには収納力などの機能を求めていないんです。その日何を着るか考え、そこに合うバッグを持つことで装いが完成する。

僕にはアクセサリーの役割なので、中身が空でもバッグを持ちます。日本未上陸の韓国の“ÉÉ”こと〈ÉTIQUETTE VIDÉ〉は、2018年頃から交流があるデザイナーのブランド。普遍的なアイテムが好きな僕は、トレンディな印象がある彼の地のものをあまりチェックしないのですが、“ÉÉ”の服は別。ずっと変わらず、長く使えるので好きですね。

先日現地で購入したのは、僕には珍しいバックパック。おそらくレディースもので、荷物が少ない人にありがたい小ささ。ショルダーなどにもなるマルチウェイで、ジャケットにも型崩れを気にせず持てます。そしてなにより色が独特。トレンドのブラウンではあるのですが、小豆色やチャコールのようでもあり、ほかにはないんです。

〈ÉTIQUETTE VIDÉ〉バッグ
「今はバッグの色でもあるトレンドのブラウンに合わせる色としてオリーブが推し」と吉岡さん。ピンクのフーディはこれまた“ÉÉ”。