Rest

Rest

休む

ボディビルダー・横川尚隆の、よい眠りのための習慣

アナウンサー、芸人、ミュージシャン、ボディビルダー……第一線で活躍する人々はどのように眠りとうまく付き合い、コンディションを整えているのだろうか。皆さんのうたた寝にちょっとお邪魔して、その答えを教えてもらいました。

本記事も掲載されている、BRUTUS「睡眠空間学」は、好評発売中です!

photo: Naoto Date / text & edit: Emi Fukushima

大きく隆起した筋肉を、オーダーメイド寝具で包み込む

全身に隆々とした筋肉を携えるボディビルダーの横川尚隆さん。国内大会での優勝歴を持つ迫力ある体へと鍛え上げる過程では、「睡眠とも格闘を続けてきた」という。

「もともと寝つきが悪いうえ、みっちりトレーニングをした日はアドレナリンが出て興奮状態が続くからか、すんなり眠れないことが多くて。ずっと試行錯誤を続けていますね」

特に大きく盛り上がった肩周りの筋肉が邪魔になり、横向きで眠ることができないのがかねて抱える悩みだった。しかし寝具を替えたことで、眠りの質が大いに向上したという。

「体のサイズを測って、一人一人に合った質感や構造にしてくれるオーダーメイドの枕とマットレスを購入して以来、寝返りがしやすくなって快適になりましたね。また筋肉が発達すれば、併せて寝具も調整したいです。あとパジャマは、お気に入りの一着を毎日着続けていたら、着替えることで体が自然と“入眠モード”に切り替わるようになりました」

ちなみに朝は「起きてすぐにパンツを脱ぐのが一番の眠気覚まし」とのこと。高タンパクな朝食をとり、休日はジムへ出かけるのが日課だ。さらなる体作りのためにも、健康の面でも、睡眠は切っても切り離せない存在。質の向上に向け、横川さんの挑戦は続く。

「やっぱり理想は、毎日同じ時間に寝起きをし、平均的に7時間くらい眠ること。規則正しい睡眠をマスターすれば、ここからもっと体をデカくできると思っています」

ボディビルダー、タレント・横川尚隆