MVメイン、リアクション芸はナシ
最初の国は「インド」。なぜインドか?全世界に20億人以上のユーザー、100ヵ国80の言語に対応するYouTubeが、最大のユーザー数を誇るのがインドなのです。登録者数世界一のチャンネルもインドの『T−Series』。その人数は、1.6億人。日本の人口超え。ヤバい。
急上昇欄は「MV」「映画」が8~9割。登録者数ランキング上位は、もれなく映画と音楽の制作会社が運営。『T−Series』もそう。ボリウッド産業はクオリティを保ちながら圧倒的なスピードで制作する体制が整っているので、上質なMVや短編映画を1日5本もアップしてます。エグい。
バラエティ的な動画には、テロップが一切ない。言語関係なく楽しめるのは実験系YouTuberの「MR. INDIAN HACKER」。CO2ボンベを抱えて回転椅子に座り、ガスを噴射させると高速回転できるか?『ガキの使い』でもやった体張りに挑んでいた。が、被験者のリアクションは薄く、スローや効果音も付けず、笑いに持っていかない。インドYouTuberは基本、ドキュメントで伝える。
人口13億人もいるのにダチョウ倶楽部さんは誕生していないもよう。リアクション芸未開拓の地、チャンスを感じる人は渡印してみてください。