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ナチュラルワインのお店ガイド:北杜〈ソワフ〉山々に囲まれた土地の一軒家。扱うのはナチュラルオンリー

もっと自由においしいワインと出会いたいなら、信頼できる“注ぎ手”と“売り手”を見つけることが近道です。首都圏を中心に全国の各都市まで、オープン5年ほどのバー、レストラン、酒場、酒販店……53軒と、その店主/オーナーを、おすすめの一本とともにご紹介。

photo: Nozomi Nishi / text: BRUTUS

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山々に囲まれた土地の一軒家。扱うのはナチュラルオンリー

北に八ヶ岳、西に南アルプスを望む山梨県北杜市。人けのない商店街のはずれに2017年にオープンしたショップ。店主の窪田裕介さんは「オーガニック栽培も盛んで移住者も多い場所、共感してくれる方が多いと思った。そして何より自然の中で飲んだ方が絶対においしい」と、この場所を選んだ。

そこまで深い知識がない状態で店を始めるにあたり、「実際に彼らの言葉を聞きに行った方が早い」と感じ、海外のワイナリーを訪問。そこで聞いた造り手の言葉や思いをそのまま伝えている。取り扱うのはナチュラルのみ。割合的にフランスが多く、ほかには最近注目するドイツやオーストリアも多い。

ブランド・ブロス ピノブラン・ピュア 2020
ブランド・ブロス ピノブラン・ピュア 2020/ドイツの老舗家族経営ワイナリーを継いだ20代の兄弟が造る一本。「2人に会ったこともあって、本当に楽しそうにワインの説明をしてくれて。ジューシーかつ複雑な酸のレイヤーがある味わいです」。ボトル3,900円。

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