このカウンターから始まる福岡ワインはしご酒
「ナチュラルと名がつけば何でもいいわけじゃない。うちは掃除が行き届いた醸造所のものしか扱いません。清潔さは味に出ますから」。
そう語る稲益誠さんは祖父の代から続く酒販店に生まれ、19歳でボルドーに渡り学んだ生粋のワイン党。帰国後はマスター・オブ・ワイン大橋健一氏に師事し、バイヤーやコンサルとして働く。
自身の店を開店後は、市内約100店へ卸し、福岡でのハブとなっている。「福岡の飲食店はマジメで勉強熱心。ぜひワインの“はしご酒”を楽しんでほしいですね」。上階はホテルがあり、飲み歩きの拠点としても便利。