音楽やアートと共振するワインに、新しい時代の始まりを感じた
王道と「攻め」のバランスが絶妙なワインショップ。大手の酒販店に勤めていた久保田雅秀さんが、これまで飲んだことのないワインを知ったのは2003年頃。日本人生産者の大岡弘武がフランスで造ったル・カノンの味わいに驚き「人生にとって大切な何かがあるような気がした」。
〈ハナワイン〉は、「花を買うように日常の食卓にワインを」と開いた店。「自然に造ったワインは若いうちはバランスの悪いものもあるけれど、時間とともに劇的においしくなる」。広島市内の飲食店20店舗にワインを卸し、また同店出身の飲食店は6軒(市外にも1軒)。