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ナチュラルワインのお店ガイド:兵庫・三宮〈エカイユ〉心地よい店主のトークと音楽。長居したくなるワインバー

もっと自由においしいワインと出会いたいなら、信頼できる“注ぎ手”と“売り手”を見つけることが近道です。首都圏を中心に全国の各都市まで、オープン5年ほどのバー、レストラン、酒場、酒販店……53軒と、その店主/オーナーを、おすすめの一本とともにご紹介。

photo: Kunihiro Fukumori / text: Mitsuhiko Terashita

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心地よい店主のトークと音楽。長居したくなるワインバー

「オタク気質かな?なんでもハマると掘り下げる方なんです。サーフィンのために移住したオーストラリアで2012年に、大人気生産者ルーシー・マルゴーを飲み、優しくふくよかな味に感激して」、ナチュラルワインに目覚める。

エカイユ(神戸/三宮)店主の伊藤エマさん

セレクトはオセアニアを中心に、中欧まで約300本。加えて心地いいのは、フレンチポップスやブラジリアンまでの店内BGMの選曲の良さと、伊藤エマさんのトーク力。「営業中にはついお客さんを笑わせたくなって、しゃべりすぎてしまうんです」との朗らかさで、ワインがさらにおいしくなる。

バス・フィリップ ピノ・ノワールBIN17K 2019
バス・フィリップ ピノ・ノワールBIN17K 2019/オーストラリア産ピノ・ノワールのカリスマ生産者。「とにかく香りのゴージャスさと華やかさが異次元です。シドニー在住時から、いいことがあった時や自分へのご褒美にはコレ、と決めてました」。グラス2,000円。

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