琴線に触れたワインを揃え、滋賀の飲み手とをつなぐショップ
「ラ・ビアンカーラ、ジェラール・シュレール、マルセル・ラピエール。この造り手たちのワインを飲んだ時、“おいしい”以上のものを感じたんです。体にすっと入ってきたのが衝撃的で。これを扱って生きていこうと決めました」と佐々木祐哉さんは振り返る。
中山道(なかせんどう)に面した古い街に構えた店には、心に響くワインが、入れ替わりつつ100種ほど並ぶ。「地域の食文化の盛り上がりは、酒蔵や酒屋が支える部分も大きいと思う。造り手、飲食店、飲み手をつなげる役割を果たせたら」の言葉に、滋賀の未来を感じさせる一軒。