ワインの町・つくばに根ざして、ビギナーも受け入れる入門の店に
家飲みなら、たまたま開けたボトルが“好みじゃない”こともあるが「極力、そうならないためにあるのがワインバー」と話す。好みに合わせたセレクトはもちろん、ヴィンテージに応じた抜栓時期や提供温度で味の感じ方が大きく変わることを、酒販店〈葡萄酒蔵ゆはら〉勤務時代に学んだ。
イタリアに特化したインポーター〈ヴィナイオータ〉もあるワインの町だが、カウンターに集うゲストの中には「初めて飲む」という地元大学生も少なくない。「産地の情景から造り手の人柄まで“話題の詰まった”お酒。入口の店になれたら」。