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YOUはどうして水族館に?〜後編〜

水族館で遭遇する、一見水族館と縁(ゆかり)のなさそうな多様な動物たち。水生生物だけでなく、彼らが暮らす地域や取り巻く環境への理解を深めるために、展示されることが多いようだ。前編はこちら

text: BRUTUS

プレーリードッグ

横浜・八景島シーパラダイス〉は、生息地の枠を超え生き物の魅力を伝える。木の上に暮らす生き物が集まる〈フォレストガーデン〉の〈プレーリーガーデン〉に。

プレーリードッグ
提供:横浜・八景島シーパラダイス

ニシアフリカコガタワニ

アフリカの自然環境代表として2004年〈アクア・トト ぎふ〉の開館時から飼育。絶滅危惧種の爬虫類で、21年に京都市動物園からオスを受け入れ、繁殖に取り組む。

ニシアフリカコガタワニ
提供:アクア・トト ぎふ

ナマケモノ

カワスイ 川崎水族館〉にはピラルクーなどを擁しアマゾンの水辺を再現するエリアが。カピバラ(昼のみ)やアルマジロ(夜のみ)と一緒にアコとピコが暮らす。

ナマケモノ
photo:Satoshi Nagare

カピバラ

カワスイ 川崎水族館〉のアマゾンゾーンにアマゾン代表として暮らす。排泄の際は草食性の魚が泳ぐ水槽に潜る。カピバラを糞は魚が食べてくれるシステムが見られる。

カピバラ
photo:Satoshi Nagarae

エトピリカ

海遊館〉では、地球環境と多種多様な生命のつながりを地域別に展示。太平洋北部に生息、国内絶滅危惧IA類のエトピリカを飼育・繁殖にも成功し、現在7羽を飼育。

エトピリカ
提供:海遊館

パルマワラビー

既存の水族館と一線を画す展示の〈átoa〉。〈ELEMENTS 精霊の森〉ゾーンで“精霊っぽい”動物に会い意外性や独創性を感じてほしく、パルマワラビーを飼育。

パルマワラビー
photo:Kunihiro Fukumori

YOUはどうして水族館に?〜前編〜