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YOUはどうして水族館に?

水族館で遭遇する、一見水族館と縁(ゆかり)のなさそうな多様な動物たち。水生生物だけでなく、彼らが暮らす地域や取り巻く環境への理解を深めるために、展示されることが多いようだ。

text: BRUTUS

スナドリネコ

東南アジアの水辺に生息するヤマネコの仲間。漢字で「漁(すなど)り猫」と表す通り、魚や甲殻類を水に入って捕食する。〈鳥羽水族館〉では昨年3匹の赤ちゃんが誕生した。

スナドリネコ
photo:Megumi Seki

ハリモグラ

哺乳類でありながら卵を産むなど爬虫類や鳥類の特徴を持つ。〈沼津港深海水族館〉では、目玉のシーラカンス同様「進化の鍵を握る生物」として展示。

ハリモグラ
画像提供:沼津港深海水族館

ホッキョクグマ

日本では動物園での飼育が多いが、“海獣”に分類されることもあるホッキョクグマ。〈横浜・八景島シーパラダイス〉のユキ丸は、1993年の開業時から暮らす。

ホッキョクグマ
提供:横浜・八景島シーパラダイス

ミナミコアリクイ

DMMかりゆし水族館〉では、沖縄の海水魚だけでなく、熱帯・亜熱帯地方に生息する生物を展示している。やんちゃでかわいい、館の人気者。

ミナミコアリクイ
©2019 DMM RESORTS Co., Ltd.

ニホンリス

仙台うみの杜水族館〉で8匹を飼育。仙台市中心部を流れる広瀬川の自然環境を伝えるエリアでコイ、ヘビ、カエルなどと一緒に展示。

ニホンリス
提供:仙台うみの杜水族館

フェネック

北アフリカからアラビア半島の砂漠に生息するキツネの一種。〈アクアマリンふくしま〉で東日本大震災後、クウェートとの友好の記念として展示。現在4頭を飼育。

フェネック
photo:Satoshi Nagare