教えてくれた人:川合将人(インテリアスタイリスト)
〈USM〉
USM Haller Wagon
シンプルデスクと合わせたい。収納が上手になる万能タイプ
「木のデスクにもスチールにも武骨なアルミにも馴染むはず。引き出しに付いている小物トレーや仕切りも優秀。整理がはかどります」。スチール製。
〈THINK OF THINGS〉
ANY BOX TROLLEY
取っ手付きファイルボックスを縦長ワゴンの引き出しに
「可動式フレームにボックスを収めて使うシステム。案件ごとに書類を収納し、使う時はボックスごと取り出して机の上に置けるのがいいですね」。
〈HAY〉
NEW ORDER TROLLEY
深めのトレーにはよく使うツールや資料を並べて
「トレーはA3用紙をゆったり置けるサイズ。その下は容量たっぷりの引き出しです。下の棚にはシックな色のファイルボックスを並べて書類や雑誌を整理したい」。スチール製。
〈DANESE〉
ARCHIVIOVIVO
書類や雑誌、iPadを置いて書見台のように使える優れ物
アルミ製の軽量ブックスタンド。「書類やiPadを見るほか、付箋を貼る、マスキングテープで資料を留める、トレーにペンを置くなど、使い道はいろいろ」。付属パーツで壁掛けにもできる。
〈Merlo-T〉
Card Collector
スイスデザインの名刺入れ。イヤホンやケーブル類の収納にも
極細のスチールロッドで構成された名刺ホルダーは、スイスのデザイナー、ヴィリー・グレイザーの作。「名刺のほか、イヤホンや充電ケーブルを入れるのにもちょうどいい」。
〈BIGSO BOX OF SWEDEN〉
Walter Letter Tray Drawer
とりあえずのモノを置くトレーと、きちんと収納する引き出しと
「この組み合わせが近くにあると、紙モノがすぐ片づく。細部まで丁寧に仕上げられていて、気持ちよく使えるんです」。
〈DANESE〉
FLORES
巨匠エンツォ・マーリが10年かけて完成させた小物入れ
「構想から商品化まで10年というのも納得の完璧なデザイン。留め具がなく簡単に開くので、散らかる小物も手紙もバサッと入れておける。中が見えない黒を選びたい」。プラスチック一体成型。
〈KOKUYO〉
LETTER CASE
本気の使いやすさに感服。国産事務用品のロングセラー
「丈夫で簡素。引き出しが前面・背面のリバーシブルで、すべりもスムーズです。インデックスをスタンプなどでアレンジするとカッコいい」。〈コクヨ〉が1961年に発売。スチール製。
〈Hafod Grange〉
Paperweight
タンポポの綿毛を閉じ込めた癒やしのペーパーウェイト
「手元に置いておきたい。デスク上の癒やしですね」。発売は1968年。山に自生するものなど、自然の草花をポリエステル樹脂に埋め込んで作られている。イギリス製。
〈PIT PAL〉
HELMET SHELF 2 BAY
アルミを溶接した壁付け棚。画集や辞書など重い本もOK
ガレージ製品メーカーが作るヘルメット用の棚。「奥行きの深い上部は本棚に。下部にフックが掛けられる穴があるので、文房具を吊しても」。
〈BISLEY〉
LETTER RACK
仕分けしやすく省スペース。奥行き浅めのレターラック
イギリスのスチール家具メーカー〈ビスレー〉の名品が復刻。「業務用っぽい雰囲気が魅力。郵便物や領収書、雑誌などを仕分けしながらどんどん整理できます」。壁付けも可能。
〈Vitra〉
Uten Silo Ⅱ
片づけるのが楽しくなるウォールポケットの傑作
「半世紀前のデザインですが愛嬌がある。何をどうしまってもかわいらしく見えます」。ドロシー・ベッカーが1970年にデザインした壁掛け収納。本体はABSプラスチック製。