Suntrap(高円寺/東京)
高円寺古着の基本であり名門
ワークウェアを中心とした上質なヴィンテージを武器に、群雄割拠を極める高円寺古着界隈で25年も第一線で戦う名店。NIGO®氏を筆頭に国内外の有名デザイナーが絶大な信頼を寄せていると聞けば、商品の質の良さはもちろん、何よりマニアック度の高さが窺い知れる。
レアな服を扱う古着店は多々あれど、ボタンや糸、ジッパーなど、大昔のアメリカの生活雑貨を大量に仕入れている店は非常に珍しい。服の歴史を知りたくなるお店だ。
RAIN(大阪/大阪)
大阪らしいミックス感覚が冴えた老舗
2023年でオープンして27年を迎える大阪の古参的ショップ。バイイングを担当するオーナーの大沼寛幸さんが、ヴィンテージ、レギュラー、デザイナーズ古着を満遍なくセレクト。
2ヵ月に1度のスパンでアメリカに渡って買い付けるため、訪れるたびに新しいアイテムに出会えるのも魅力。夏になるとハワイアンシャツが充実し、豊富に取り揃えるワークやミリタリーを織り交ぜた大阪らしいミクスチャーな着こなしを楽しめる。
CAPRi(京都/京都)
まるでメゾン。見惚れる古着の小宇宙
佛光寺のそばに立つ、まるでパリのメゾンのような一棟。内部もその優雅なムードに違わず。こちらはデニムとミリタリーを軸に、究極のコンディションとアイテムの背景にこだわり抜く京都古着界の名物店。
1階のアポイント制ルームのデニムは最上級の濃紺ばかり。そしてもう一つのこだわりは、代表の田中聡介さんいわく「ヴィンテージや往年の名作をベーシックアイテムのように着こなす」スタイルの提案。大人の古着術を学ぶべし。
※紹介した古着の多くは一点物で、品切れの場合があります。価格等の情報は取材時のもので、変更になる場合があります。