ステンレススチールを用いた巨大なバルーンアートのウサギや、大量の花で象られた高さ13mの子犬など、ありふれたモチーフをキッチュでインパクトのある作品へと昇華させるジェフ・クーンズ。ロックフェラー・センターやベルサイユ宮殿で展覧会が行われるほか、2019年には存命の芸術家として最高額の9110万ドル(約100億円)で作品が落札されるなど世界的に高い評価を集めている。
そんなジェフと〈UT〉による今回のコラボレーションでは、5つの作品をテーマにしたパーカーとTシャツが展開。前面や背面には、ウサギのおもちゃをモチーフにした「ラビット」や、粘土を表現したアルミニウム製の彫刻「プレイ・ドー」、石膏像にガラス玉をのせた「ゲイジング・ボール」などがプリントされ、カラフルでどこか毒っけを感じる仕上がりだ。
より多くの人に自身の作品を楽しんでもらいたいと考え、アートに関する慈善事業も行うジェフ。今回のコレクションはそんな活動の一環でもあり、売り上げの一部はカタールのドーハにある児童向けの美術館などに寄付される。〈UNIQLO〉によるインタビューでは、彼はこう語った。
「〈UNIQLO〉が私の世代だけではなく、若い世代にも受け入れられていることを素晴らしく思います。まさにそれは文化を超えて伝わるということで、誰もがその服を楽しみながら身につけている。〈UNIQLO〉とTシャツを作ることで、私はさらに人と繋がることができます。そして、その人たちを大切に思っていることや、グローバルな問題に対して関心を持っていること、私たちは一つだということを伝えることができます。だから私は喜んで応じました」
世界的な芸術家とのコラボレーションアイテムをリーズナブルな価格で手に入れられるこの機会をお見逃しなく。