Live 2021.2.8 Live 暮らす 2021.2.8 Stephen Kenn(家具職人)のスタジオ。LAダウンタウンで出会った、アーティストの暮らし方 Vol.2 現代の日本を代表する家具職人と言ってもよいだろう、〈TRUCK furniture〉の黄瀬徳彦さんが、LAに新しい拠点をつくったと聞き訪ねることにした。ダウンタウンに位置する大きな集合住宅、そこには、さまざまなアーティストたちが住み、彼らとの交流から、新たな発想が生まれ始めているともいう。未来の家具が生まれる場所へ。 Photo: Keisuke Fukamizu / Text: BRUTUS 才能の交流を促す、計算ずくのおおらかな空間づくり。 ショールーム機能がメインの部屋。サンドバッグもスティーブン作。大阪のTRUCKのジムにも同じものがあり、社員がトレーニングに使う。壁の作品はスティーブンが描いた。家具作りのインスピレーションに、生地や木材など新しい材に挑戦するとき、ペイントして素材感を確かめる。食器など自宅で使って良いと思えば、販売をする。オーストラリア、ニューヨーク、国を問わず、ラインナップ。 アトリエ、展示、交流……。家には多機能を求める。 スティーブンの家具に興味を持ち、購入を考える人には、このスペースに泊まってもらい、使い心地を確かめてもらう。ウイスキー好きのベックスと愛犬のオビ。近隣の人々とクライアントをつなげるイベントを開催する。 バイク置き場横のカウンター。時間のある土日は、ポップアップ的に、コーヒーショップを開くこともある。奥のアートもスティーブンの作品。自宅のキッチン。大勢の人が訪れる家なので、誰でも中に入って調理ができるよう、開けた空間になっている。壁に打ち付けられた、キーホルダーフック。必要なものがあれば、すべて自分でデザイン、すぐに作ってみる。 クレイグリストで見つけたハシゴに合わせて、廃材と鉄を使い、本棚を作った。壁に掛けられた生地と本棚の板、本棚の板と扉の上部、ソファの上部と本棚の板、と横のラインを統一。ディテールへの意識的なアプローチが、大空間にもかかわらず引き締まった印象にする。 Vol.3へ続く 関連記事 前の記事へ 〈TRUCK furniture〉黄瀬徳彦の新たな拠点。LAダウンタウンで出会った、アーティストの暮らし方 Vol.1 Live 2021.2.7 次の記事へ Chuck Krall(フォトグラファー)の自宅。LAダウンタウンで出会った、アーティストの暮らし方 Vol.3 Live 2021.2.9 #アメリカ Videos 動画 【それでも欲しい時計、どれですか?】時計専門店〈ECW SHOTO〉オーナーが語る、ヴィンテージウォッチの魅力。 【11/1発売】それでも欲しい時計、どれですか? Videos 動画 【それでも欲しい時計、どれですか?】時計専門店〈ECW SHOTO〉オーナーが語る、ヴィンテージウォッチの魅力。 【11/1発売】それでも欲しい時計、どれですか?