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〈TRUCK furniture〉黄瀬徳彦の新たな拠点。LAダウンタウンで出会った、アーティストの暮らし方 Vol.1

現代の日本を代表する家具職人と言ってもよいだろう、〈TRUCK furniture〉の黄瀬徳彦さんが、LAに新しい拠点をつくったと聞き訪ねることにした。ダウンタウンに位置する大きな集合住宅、そこには、さまざまなアーティストたちが住み、彼らとの交流から、新たな発想が生まれ始めているともいう。未来の家具が生まれる場所へ。

Photo: Keisuke Fukamizu / Text: BRUTUS

大きな実験場であり、交流の場としての可能性。

LAというと、庭付き一戸建てのイメージがあるが、倉庫や工場をリノベーションして、集合住宅として貸し出す物件も多い。周囲には、現役の倉庫も多くあり、トラックが行き交う。

家具職人・黄瀬徳彦 LA オフィス 外観

少しずつ匂いが足されて、家がフィットしてくる。

大阪とLAを行き来し、拠点をつくり始めて約1年。部屋のサイズ感など、まだまだ体に馴染んでいないという黄瀬さん。大量の家具を送り、置いてみることから始めた。トライ&エラーの繰り返しは、TRUCKの真髄。

家具職人・黄瀬徳彦 LA オフィス