「東京蚤の市」が始まったのは2012年。10年の歳月とともに育ってきたが、ここ2年は開催が叶わなかった。紅葉の美しい季節に郷愁を誘う秋の開催は3年ぶりとなる。
インテリア雑貨、古本、道具など様々なジャンルのアンティークやヴィンテージのお店が全国から約210組出展。公式サイトでは商品カタログ予習帳が公開されているため、事前に商品を確認することができる。事前に目星をつけてもよし、行ってから偶然の出会いに身を任せるのもよし。
そして、暮らしを明るく彩るテキスタイルや家具、生活道具を集めた「東京北欧市」も同時開催。北欧家具のあたたかみはこれから来る冬に向けて、部屋に灯りを点けてくれそうだ。
花マルシェではフラワーギフトはもちろんのこと、クリスマスのリーフや多肉植物など、日用品として自然を生活に取り入れられるのが魅力的。
飲食店の出展もあり、旬の野菜のお弁当やクラフトビールでお腹も心も満たされたい。〈手紙舎〉のカフェで飲むことができる自家製果実シロップのドリンクも、この日は特別に会場で楽しめる。秋の日差しを感じながら公園で飲むドリンクは普段とは違う特別なおいしさを感じられるだろう。
子どもも一緒に体験できるワークショップのほか、キッズステージやパフォーマーが場内を彩る。子どもから大人まで楽しめる充実のラインナップとなっている。
音楽ステージでは曽我部恵一、つじあやの、カジヒデキなどが3日間日替わりでのライブを開催予定。
「紙もの」や「鉄道」といった、新たなキーワードで綴じられたエリアも登場。お買い物だけにとどまらない、エンターテインメントの凝縮された3日間になる予感。10月25日よりイープラスにて前売り券の発売もはじまっている。
冬支度のために、生活を満たしてくれる日用品を蚤の市で探してみては。