和菓子を愛してやまないあの人へ
スリムでスタイリッシュなひと口羊羹
〈HIGASHIYA〉のひと口羊羹
紐を解き、縦長のボックスを開けると整然と収まるアースカラーの小さな箱が現れる。12棹入り4,752円。 
表面にエンボス加工を施した紙箱の意匠もシンプルで美しい。バッグに忍ばせ、持ち運びにも便利な細身のサイズ。店頭ではバラで購入も可能で、1棹（26g）378円。 
右から、無花果羊羹、濃茶羊羹、焦蜜羊羹、椰子の実羊羹。横幅1.8㎝のスリムさが実に食べやすい。 
4竿入りは、二十四節気にちなんだ絵柄の包装紙で包んでくれる。二十四節気＝2週間ごとに絵柄が変わるので、季節感のあるギフトに！1,512円。8棹入り3,024円もあり。
個包装＆食べ切りサイズという使い勝手の良さが昨今注目を集めている一口羊羹。その火付け役の一つとなっているのが、〈HIGASHIYA〉のその名も「ひと口羊羹」だろう。
“日々の果子を提案する”〈HIGASHIYA〉は、伝統的な日本の美意識を進化させた菓子とタイムレスな美しさのパッケージデザインが高い人気を誇る和菓子店。
この「ひと口羊羹」でまず目を引くのが、縦8.4cm×横1.8cm×高さ1.8cmの細身のルックス。リップスティックサイズと言うべきか、サクサクと食べ切れるボリューム感がちょうどいい。
味わいは定番の「焦蜜羊羹」「濃茶羊羹」「椰子の実羊羹」に、新たに加わった「無花果羊羹」の全4種類。
〈HIGASHIYA〉ならではの控えめな甘さをベースに、「焦蜜羊羹」は白砂糖をキャラメリゼしたほろ苦さと香ばしさが引き立ち、「濃茶羊羹」は良質な抹茶をふんだんに加え、お濃茶をいただくようなリッチな風味。そしてココナッツのエキゾチックな甘みが餡と融合する「椰子の実羊羹」、ドライイチジクの甘酸っぱさとプチプチと弾ける食感が広がる「無花果羊羹」と、バラエティに富んだ味わいが楽しめる。
ボックス入りは佇まいも上品で、どちらにお持ちしても安心だが、趣ある紙箱入りの羊羹は一つでも立派なギフトになる。仕事の同僚や友人をねぎらうときに、そっと手渡したい。
