コーヒーを愛してやまないあの人へ
鎌倉の名店のドリップバッグ＆名水
〈café vivement dimanche〉の30周年記念コーヒーセット
「Cap on Cup Coffeeヴィンテージワインバレル」中煎り5袋（プラケース入り）1,330円。
生豆はブラジル ドゥアスポンチス農園産のセミウォッシュド。ローストは中煎り。「バレルエイジド」はウイスキー樽を使うことが多いが、これは赤ワインの樽に生豆を詰め、週に1度転がしながら約1カ月エイジングしたもの。
30周年を記念したオリジナルラベルの「名水ハンターセレクション」500ml×3本セット540円。
3種あるラベルはグラフィックデザイナーの小野英作氏によるデザイン。喫茶魂30年！
マグカップの上に帽子のようにちょこんと被せることから、〈ディモンシュ〉ではドリップバッグを「Cap on Cup Coffee」と命名。10g入りなので、150ccほど抽出するのが適量。 
生豆本来のフレーバーに樽と赤ワインの香りが浸透し、驚くほど華やかな味わいに！甘酸っぱいベリー系のスイーツやチョコレートとの相性も抜群だ。
2024年で創業30周年を迎えた鎌倉・小町の名店〈カフェ ヴィヴィモン ディモンシュ〉。“マスター”こと店主の堀内隆志さんが自家焙煎し、丁寧にハンドドリップするコーヒーや、季節ごとに登場するオリジナルパフェが高い人気を誇る店だ。
マスターは2年ほど前から名水ハンターとしてコーヒーに合う水を求めて全国を旅しており、遂に昨夏出会ったのが富山県・立山連峰の天然水。ほのかな甘みのある口当たり柔らかな軟水で、これを採水地で汲み上げて直ちにボトリングし、「名水ハンターセレクション」として商品化。マスター曰く、「すっきりとした飲み口でいて、きちんとコクもあるバランスのいいコーヒー」が抽出できるそう。
この名水を使ってぜひ淹れてみたいのが、当カフェのヒット作となっている「ヴィンテージワインバレル」。生豆を赤ワインの樽で1カ月間エイジングすることで、赤ワインと樽の香味が生豆に移り、驚くほど芳醇な味わいを生み出す“バレルエイジド”コーヒーだ。
ドリップバッグタイプなら仕事場やアウトドアでも気軽に抽出することが可能。開封したとたん、甘く艶めいた香りが溢れ、一瞬コーヒーであることを忘れるほど！一口飲めば赤ワインと樽の香りが鼻からふわっと抜け、ベリーのような瑞々しい甘みが溢れ出る。確かに、名水ボトルで淹れると風味が澄んでクリアになり、コクも増すようだ。
名水とバレルエイジド、この組み合わせは言わば〈ディモンシュ〉30年の到達点。コーヒーラバーにはぜひこのセットで贈り、マスターの熱き“喫茶魂”を共有したい。
