パンを愛してやまないあの人へ
気鋭ベーカリーが作る“おやつパン”の最新形
〈dacō〉のブリワッサン＆生メロンパン
〈dacōお茶の水店〉オープンの際に誕生した「ブリワッサン」。ブリオッシュのリッチ感とクロワッサンのサクサク感がみごとに共存。410円。 
もう一つの代表作「生メロンパン」。クッキー生地をカリッと齧ると内側の生ドーナツがしっとり＆ジュワッととろけていく。この食感、未知のメロンパン体験。356円。 
このままパーティーに抱えて行っても映えそうな、オレンジ＆シャイニーな〈dacō〉オリジナル保冷バッグ。このバッグにパンを詰めて贈ればイカしたギフトに。1個2,780円。
福岡発の人気ブーランジェリー〈アマムダコタン〉のアナザーブランドとして登場したベーカリー〈dacō（ダコー）〉。もちろん、オーナーシェフを務めるのは〈アマムダコタン〉や〈I’m donut？〉を手掛ける平子良太さんだ。
種類豊富なパンをいろいろ味わえるよう「小ぶりで食べ切りサイズなパン」がコンセプト。桜新町店に続き、2024年2月にオープンしたお茶の水店の2大看板としてデビューしたのが「ブリワッサン」と「生メロンパン」だ。
「ブリワッサン」はその名の通りブリオッシュ生地をクロワッサンに仕立てたトリッキーな一品。ルックスとパリッとした表面は完全にクロワッサンなのに、中はこの上なくしっとり＆ジューシー。パン生地にバターを織り込んで層を重ねることでサクサクとした食感が生まれるクロワッサンに対し、バターと卵をふんだんに使ったブリオッシュはフワフワでリッチな食べ心地が特徴。
〈dacō（ダコー）〉ではローストしたカボチャとバター、卵、さらに牛乳と生クリームを生地に練り込むことで、えも言われぬしっとり感を実現。“クロワッサン然とした”姿からは予想できない口どけに驚かされる。
もう一つの看板「生メロンパン」は、〈I’m donut?〉でお馴染みの生ドーナツにシュクレ（クッキー生地）をかぶせて焼き上げた、まさに平子シェフならではの発明品。見た目はオーソドックスなメロンパンなのに、サクッとしたクッキー生地の中はシュワッととろける口どけが隠されている……。
シンプルで素朴なルックスでいて、既成概念を覆す驚きのおやつパンだ。