アイスクリームを愛してやまないあの人へ
福岡・久留米発の缶入りアイス
〈SCREAM〉の缶入りアイス「メルト」
缶入りアイスシリーズ「メルト」の例。写真は今春初登場した第1弾の「ショートケーキ」（現在販売終了）。20×20cm 3,200円（価格はフレーバーにより変動）。 
ワッフルコーン(別売り)とセットにしても。ワッフルコーンはアイスをすくって食べられるよう固めに焼かれている。8枚入り1,000円。 
ラッピングペーパー、サンクスカード、リボンは、フレーバーのイメージに合わせて毎回デザインや色を変えている。
福岡県久留米市に拠点を構えるクラフトアイスブランド〈SCREAM（スクリーム）〉。同地域で75年続く老舗甘味処〈古蓮〉を実家に持つ古田森也さんが、パートナーの加藤万理さんと立ち上げ、今年3年目を迎えた。
今春リリースされた缶入りアイス「メルト」は、古田さんと加藤さんが九州を中心に生産者を訪ね、作り手の思いに共感して選んだ素材を使って作ったクラフトアイスシリーズだ。
「蓋を開けるときのドキドキ感と、皆で分け合うわいわい感。すべての時間が最高のアイス体験になってほしいという思いもあって、小さなカップではなくギフト缶に閉じ込めました」と古田さん。
素材の味や香りをよりフレッシュな状態で届けたいと、紙カップよりも熱伝導率が高い缶を採用し、作りたてを即日発送している。
コンセプトは「アイス体験のアップデート」。第1弾として登場したフレーバー「ショートケーキ」は、福岡県久留米市のいちご農家〈ファームMIYAZAKI〉のイチゴを使用したイチゴアイスに特製マシュマロクリームを混ぜ込み、時間が経っても溶けずにふわふわの口当たりを実現。
7月に発売された第2弾「CHEESE CAKE CRUSH」は、蓋を開けるとホワイトチョコレートが一面に広がり、豪快にクラッシュするとシナモンの効いたクランブルと福岡県大牟田市にある乳業メーカー〈オーム乳業〉のクリームチーズとマスカルポーネを使用したアイスが現れ、お好みで混ぜて味わう3層構造に仕上げた。
味だけでなく、見た目、食べ方まで楽しませてくれる〈SCREAM〉の缶入りアイスは、カップアイス約4～5個分のボリュームがあるので、数人でシェアしても、一人で少しずつ楽しむもよし。「ショートケーキ」「CHEESE CAKE CRUSH」ともに発売後たちまちソールドアウトになる人気ぶりで、今後も不定期で新作が登場する予定。次回作の発売日はHPまたはInstagramでチェックを。
