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【今日のギフト】5つ星ホテルの実力と手仕事が光る〈Et Nunc Daikanyama〉のチャバタあんばた

あの人の笑顔が見たい。お世話になっている友達や家族、恋人に贈りたい、ちょっと楽しいプレゼントを毎日紹介。

photo: Shu Yamamoto / text&edit: Yoko Fujimori

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パンを愛してやまないあの人へ
話題のブーランジュリーが作る上質な“あんバタ”サンド

〈Et Nunc Daikanyama〉のチャバタあんばた

2024年4月、代官山駅前にオープンした〈Et Nunc(エトヌンク)代官山〉。東京・丸の内の株式会社パレスホテルが手がける待望のブーランジュリーだ。

店名の「Et Nunc」とは“and now=そして今”、という意味。“毎日食べたくなる”、そして“今のおいしさを感じる”パン作りをテーマに、〈パレスホテル東京〉の星敏幸ベーカリーシェフがレシピを考案。クロワッサンやバゲット、ヴィエノワズリーなど約40種類のアイテムが並ぶ。

素材は厳選を重ね、小麦粉をはじめバターなどの乳製品、きび糖や塩、そして自家製酵母に至るまですべて国産を使用。小麦粉だけでもキタノカオリやハルユタカ、ユメカオリ……と複数の品種から季節や気温に応じて最良のブレンド粉を作り、“Et Nunc=今のおいしさ”を表現するというこだわりようだ。

中でも1日に平均100個を売り上げるヒット商品が「チャバタあんばた」。今やあまたのベーカリーで見かける超人気の「あんバタサンド」だが、こちらは北海道産小麦の中でも香りの高い希少品種・キタノカオリで焼き上げたチャバタで包むのが特徴。

小麦粉の量に対し水が90%という超高加水の生地を一晩寝かせ、キツネ色に焼き上げたチャバタは香ばしくモッチリ。コクと香りに富んだ北海道産エリモ小豆で粒あんを炊き、北海道根釧地区産の生乳で作る発酵バターとともにサンド。

すべて北海道産という小麦粉、小豆、発酵バターのみごとな三位一体感!これにサッと振りかけた大粒の海塩がアクセントとなり、生地の香ばしさやあんの甘みを際立たせる。

新しく、洗練されているけれど尖っておらず、飽きが来ない。5つ星ホテルの実力と手仕事へのこだわりが伝わってくる、まさに毎日食べられる“今”のおいしさ。パンラバーに限らず、ちびっ子からシニアまで世代を超えて喜ばれる安心の一品。

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