ホテルスイーツを愛するあの人へ
老舗ホテルの歴史が宿る名作プリン
〈ガルガンチュワ〉の「カスタードプディング」
〈帝国ホテル 東京〉のホテルショップ〈ガルガンチュワ〉。そのパティスリー部門で不動の人気を誇るのが「カスタードプディング」だ。1971年、〈ガルガンチュワ〉が初登場した時から愛され続ける定番商品で、2021年に現在の「帝国ホテルプラザ 東京」1階に移転オープンしてからも、変わらぬクラシックな風貌でショーケースに鎮座している。
卵の風味をしっかりと感じられるよう全卵を用い、バニラビーンズをふんだんに使用。どこか懐かしさを感じさせつつも絹のように滑らかな舌触りにホテルスイーツたる洗練が息づき、キャラメルの澄んだほろ苦さが心地よいアクセントを添える。この味を愛する長年のファンが多いため、レシピは誕生当時からほぼ変えていないのだとか。
ショップのあるタワー館は、2024年から建て替えのため閉館が決定しており、同店も6月末までの営業(7月以降は本館に移転予定)。だからタワー館のショップで購入できるのも今のうち。ホテルの歴史とともに歩んできた伝統のスイーツを贈るのも、タイムリーなギフトとして喜ばれるはずだ。