カステラを愛してやまないあの人へ
銀座の老舗から誕生した手みやげの新定番
〈銀座凮月堂〉のカステラ「スクエア Ishigaki」
創業150年の和菓子の老舗〈銀座凮月堂〉。今年2月、銀座の自社工房で熟練の職人が作り上げる特別な和菓子ブランド、「メイドインギンザ」シリーズが登場した。その第1弾が、カステラ「スクエア Ishigaki」。手がけるのは和菓子職人として半世紀以上の経験を持つ、石垣武司氏。
小麦粉、卵、砂糖、ハチミツと、すべての材料に最良のものを選び、中でも味わいの鍵となるのが徳島県産・千寿菊卵。千寿菊(マリーゴールド)の抽出成分を配合した飼料により、加熱をしても鮮やかな黄色味を保つ特徴を持つ。
この千寿菊卵を通常のカステラ生地よりたっぷりと加えることで、眩いほどの黄金色に焼き上がる。生地はしっとり、もっちり、エアリーで、シルクのようなきめ細かさ。スクエアな形に切り分けたカステラが木箱に収まる眺めも美しい。
手間がかかる工程のため、焼き上げるのは現在週1回、8本のみ。すべての木箱に作り手・石垣氏の署名入り。銀座らしい“スペシャルさ”を纏った手みやげだ。