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今日のギフト:〈鍵善良房〉の甘露竹

あの人の笑顔が見たい。お世話になっている友達や家族、恋人に贈りたい、ちょっと楽しいプレゼントを毎日紹介。前回の「ギャラリー〈棒〉のお品書き短冊ステッカー」も読む。

photo: Jun Kato / illustration: Masaaki Yoshigai(TOROWA) / text: Mutsumi Hidaka

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甘いものに目がないあの人へ
喉越しなめらかな水羊羹

〈鍵善良房〉の甘露竹

「青竹に水羊羮を仕込むという発想が秀逸。風雅な姿を目にしただけですがすがしい涼風が吹いてくるようです。食べる時に竹から出す一手間も楽しくて、筒から羊羹が滑り出てくる様子はまるでウォータースライダー(笑)」と文筆家の川口葉子さん。

材料は良質の小豆と寒天、砂糖に隠し味の塩少々だけ。「舌にのせた時のひんやりとしたみずみずしい食感、小豆の素直な甘さ、するっと喉を下りていくなめらかさ。夏を楽しむ逸品です」

10本竹籠入り4,400円
4月〜9月中旬の期間限定商品。取り寄せ可。

鍵善良房

住所:京都府京都市東山区祇園町北側264
TEL:075-561-1818
HP:http://www.kagizen.co.jp

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