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今日のギフト:〈二條若狭屋〉の懐中汁粉

あの人の笑顔が見たい。お世話になっている友達や家族、恋人に贈りたい、ちょっと楽しいプレゼントを毎日紹介。前回の「〈シーエフシーエル〉のソックス」も読む。

photo: Tomoo Ogawa / text: Aya Shigenobu

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あんこ好きのあの人へ
趣のある繊細な3種の味を楽しんで

〈二條若狭屋〉の不老泉

〈二條若狭屋〉の不老泉

老舗の京菓子店に代々伝わっているロングセラー。花、雪、月という3種の箱があり、それぞれに善哉、真っ白の葛湯、抹茶の風味を楽しむことができる。また善哉と抹茶のものは、お湯を注ぐと麩焼きで作られた2羽の鳥と小さなあられの粒が浮かんでくるという愛らしさで、見た目にも華やかでうれしい。

口に運ぶと、とろみを感じる繊細な味で、滑らかな舌触りが心地いい。マッチ箱に似た小さな入れ物に描かれている花札風の意匠は、有名版画家である徳力富吉郎が手がけたもの。ギフトにすると喜ばれること間違いなし。

864円(3個)各23g

二條若狭屋

住所:京都府京都市中京区二条通小川東入ル西大黒町333−2|地図
TEL:075-231-0616
営:8時〜17時
休:水曜日
HP:https://wakasaya.theshop.jp/
取り寄せ可(電話orFAX)オンラインショップでも購入可能。

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