Q1.インテリア初心者です。何を買えばいいですか?
A1.まずは小さい棚です。
自分で壁に取り付けられる小型の棚や、移動がラクなミニシェルフがおすすめです。理由は棚を使う楽しさを気軽に味わえることと、いまのインテリアを大きく変える必要がなく失敗も少ないこと。
余白ある飾り方が好きなのかぎっしり埋めたいのか、見た目の好みや並べ方のクセがわかれば、大きな棚を選ぶ目安にもなると思います。
Q2.ものはどう飾ればきれいに見えますか?
A2.棚に「窓」を作りましょう。
オブジェも花も、窓辺に置くときれいに見えますよね。光の効果もありますが、窓というフレームが「ここが見るべきポイントです」と視線を誘導するからでもあるのです。
棚も同じ。1段か2段分(難しければ小さなスペースでも)をいったん開放し、「窓=空白のスペース」を作ってみる。飾ったものが美しく見えるはずです。
Q3.ベランダや玄関の外に置いても大丈夫ですか?
A3.屋外仕様の棚を選びましょう。
防水性や耐候性の高いアウトドア用の棚が安心です。素材で言うと、ガルバナイズドと呼ばれる亜鉛メッキ加工を施した金属や、軽くて錆びにくいアルミニウム。温かみのある素材がよければ、ガーデンファニチャーに用いられるチーク材を選ぶ手もあります。雨や日光の当たる場所で使う場合は、経年変化で味わいが増すものを。
Q4.ひとクセある部屋を作れる棚はありますか?
A4.アーティストやデザイナーの棚です。
彫刻家が作ったアートのような棚や、巨匠デザイナーによる名作シェルフなど、一つ置くだけで部屋の雰囲気がガラリと変わるものを選びましょう。
ここ数年のデザイン界でも、「機能より楽しさや存在感優先」といった家具が増えているもよう。ものがほとんど入らなくてもOK!というくらい思い切るのも悪くないと思います。