この冬に着たい、スタンダードを更新するスエットパンツ4選

秋と冬の定番アイテム、スエットパンツ。この秋新しく手に入れるなら、上質な素材や新鮮なデザインでアップデートされたものを選ぼう。

photo: Yoshio Kato / styling: Satoshi Kamei / edit: Naoko Sasaki

SWEAT PANTS

トレーニングウェアから、今日では街着としても定着したスエットパンツ。素材はコットンのフレンチテリー＝裏毛、裾はゴム入りかリブ仕様で、色はグレーの杢（もく）がスタンダードだ。この冬は、鮮やかな色や上質素材できれいめに穿くもよし、フェードカラーやヴィンテージライクなデザインを個性的に着こなすのもまた楽しい。

北欧の海をテーマにした鮮やかなイエロー

〈ストーンアイランド〉のスエットパンツ — 〈ストーンアイランド〉の「MARINA」は創業者マッシモ・オスティが好んだマリンの要素を取り入れ、アーカイブデザインからインスパイアされたカプセルコレクション。クリーンなイエローが新鮮なスエットパンツは裏起毛のコットンフリース製。60,500円（ストーンアイランド／ストーンアイランドジャパン TEL：0120-988-943）

ヴィンテージ感を極めた日焼け＆ダメージ加工

〈ニードルズ〉のスエットパンツ — サイドをリブで切り替えたツートンのスエットパンツは、柔らかなコットンフレンチテリー。ストーンウォッシュで生地のかすれを出し、色褪せた質感をブリーチの吹き付けによる日焼け加工で表現。さらにダメージ加工を施して唯一無二のヴィンテージ感にこだわった。各34,100円（ニードルズ／ネペンテス TEL：03-3400-7227）

コラボ10周年を10年の経年変化で表現

〈ループウィラー〉のスエットパンツ — 〈MHL.〉と〈ループウィラー〉のコラボレーションが10周年を迎え、フルレングスのスエットパンツが初登場。フェード感のあるネイビーは10年前に展開したカラーを経年変化させたイメージで色出ししたもの。同じくスエットシャツもラインナップ。37,400円（ループウィラーフォー MHL.／MHL. TEL：03-5785-6445）

洗えるウールの裏毛スエット

〈スロープスロウ〉のスエットパンツ — コットンではなく、ウォッシャブルな紡毛ウールで編み上げたフレンチテリーで杢グレーを表現したマニアックな一本。度目を詰めたタフな生地は、型崩れしにくいのも魅力。動きやすさを考慮し、股下にマチを入れた立体的なパターンを採用。85,800円（スロープスロウ／シップスインフォメーションセンター TEL：0120-444-099）

No.1016掲載

No.1016

GOOD STYLE for Mr. BRUTUS 冬のあたたかい服。2024-25 A/W

9月17日発売 980円

No.1016掲載

この秋冬は、ざっくりとしたニットやツイード、コーデュロイ、レザーなど、素材感を感じるアイテムを思いきり楽しみたい。まだ暑さの残る毎日ではあるけれど、秋冬のファッションへの興味は尽きないものです。今回のファッション特大号は「冬のあたたかい服。」をテーマに、これからの季節の移り変わりを楽しむことができる、ブルータス流のスタイルを考えてみます。カシミヤ、ハンドクラフトなど、気になる素材や手仕事の魅力についても紹介します。また、この号からスタイリスト喜多尾祥之さんによる連載「おとな相談室」も始まりました。自分なりの王道を見つけることは、大人の条件でもあります。それではこの秋冬も思いっきり楽しみましょう。ENJOY YOUR LIFE！

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